県競馬組合議会(渡辺幸貫議長、議員10人)の定例会は27日、盛岡市内で開かれ、本年度の発売実績(6日間)が6億2200万円と計画比102・5%だったことが報告された。しかし、被災して使用できない場外施設もあり、前年度比は73%の大幅減。開催を当面見送っている水沢競馬場の復旧については支援を要請している地方競馬全国協会(地全協)から費用の圧縮を求められていることも明らかになり、議員からは早期復旧を求める声が相次いだ。
本年度の発売は14~23日の6日間で、盛岡競馬場と場外の発売額は3億4900万円(計画比107・6%)、他競馬による広域委託が1億5900万円(同90・2%)、インターネットは1億1400万円(同107%)。(岩手日報)