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2015年2月6日金曜日

JRA史上初! 外国人騎手誕生 “ルーキー・デビュー”は3月1日

 日本の競馬が大きく変わる。2015年度のJRA新規騎手免許試験の合格者が5日に発表され、2度目の受験となったミルコ・デムーロ(36)=イタリア、初受験したクリストフ・ルメール(35)=フランス=が見事合格。史上初めて、JRA所属の外国人ジョッキーが誕生した。“ルーキー・デビュー”は3月1日(中山・阪神・小倉開催)となる。
  外国人騎手の受験が可能になった昨年も受け涙を飲んだデムーロにとっては、まさに念願。1月27日の2次試験の際には「15年前に日本に来たときから日本の騎手になるのが僕の夢」と話していた。03年に外国人騎手として初めて日本ダービー(ネオユニヴァース)を制したパイオニア。現在は香港で騎乗している。
  ルメールはディープインパクトをハーツクライで破った05年有馬記念が有名。昨秋の落馬事故によるケガにより休養中だが、「十分にトレーニングしているし、3月から乗れます」という。
  これまで外国人騎手は3カ間の短期免許で騎乗していたが、JRA所属となれば通年で活躍できる。ダービー、ジャパンCを頂点とした春・秋のハイシーズンも存分に騎乗できることになり、ジョッキーの勢力図も大きく変わってくる。中央競馬は新時代に突入した。

 ■ミルコ・デムーロ1979年1月11日生まれの36歳。イタリア出身。94年に伊で騎手免許を取得し、97年から4年連続リーディング。99年に初来日し、ネオユニヴァースの03年皐月賞でJRA・GI初制覇、ダービーも勝った。昨年1月から香港拠点。JRA通算は重賞31勝(うちGI10勝)を含む354勝(5日現在)。弟は短期免許で騎乗中のクリスチャン・デムーロ(22)。


 ■クリストフ・ルメール1979年5月20日生まれの35歳。フランス出身。99年に仏で騎手免許を取得し、02年に初来日。JRA重賞初Vはハーツクライの05年有馬記念。昨年11月24日の京都競馬で落馬し右脛骨など複数箇所を骨折、現在はリハビリ中。JRA通算は重賞18勝(うちGI5勝)を含む245勝(5日現在)。(夕刊フジ)

2014年12月29日月曜日

JRA売り上げ、3年連続増 有馬記念勝利の戸崎騎手が初の年間最多勝 


有馬記念を制したジェンティルドンナを
祝福する戸崎圭太騎手(佐藤雄彦撮影)
 日本中央競馬会(JRA)の今年の全日程が28日に終了有馬記念に勝利した戸崎圭太騎手が146勝(重賞8勝)で初の年間最多勝に輝いた。調教師の年間リーディングは矢作芳人調教師が初受賞した。
 今年の業績(速報値)も発表され、開催288日の総売り上げは2013年比103・7%となる2兆4936億2772万9400円で3年連続の増収となった。総入場者数も昨年比100・8%の614万2471人。JRAの福井紳弥理事は「60周年記念事業を展開したほか、集中的なプロモーションで競馬に関心を持っていただく機会の創出に努めた」とコメントした。(サンスポ)

2014年12月10日水曜日

JRA:ピンクブーケ号からカフェイン検出

 日本中央競馬会(JRA)は10日、今月7日の中山競馬場(千葉県船橋市)第6競走で1着になったピンクブーケ号(牝2歳・小西一男厩舎<きゅうしゃ>)の尿から同会競馬施行規程で定めた禁止薬物であるカフェインが検出されたと発表した。競走能力を一時的に高めたり減じたりする薬物の使用は競馬法で禁じられており、JRAは10日、県警船橋署に調査を依頼した。 ピンクブーケ号は同競走失格。8日から16日まで出走停止処分になった。これにより同競走の2着以降の着順は一つずつ繰り上がるが、払戻金の変更はない。JRAによると、競走後の尿検査で禁止薬物が検出されたのは1993年以来。(毎日新聞)

2014年5月9日金曜日

ジャスタウェイ、競争馬連続1位 / 世界ランキング

 日本中央競馬会(JRA)は9日、国際競馬統括機関連盟(IFHA)による「ワールドベストレースホースランキング」を発表し、日本の調教馬ではジャスタウェイが前回(4月)に続いて1位となった。
 このほかの日本調教馬ではキズナが14位、ゴールドシップが16位、ジェンティルドンナが19位、フェノーメノが27位。
 今回は1月1日から5月4日までに行われた世界の主要レースが対象で、ポイント上位の38頭が名を連ねた。

2013年4月16日火曜日

JRA外国人騎手 誕生


 現在は短期免許や指定競走の限定免許で騎乗している外国人騎手に、通年で日本で騎乗できる道が整備される。JRAが、今年8月上旬に公示する騎手免許の試験要領に「外国人騎手が試験を受ける場合」の規定の明文化を検討していることが分かった。
 外国人騎手がJRAで騎乗する際に取得している短期免許はいわば仮免のようなもの。年間に最大で3カ月間の騎乗に限られ、また、同時期に5人までの人数制限もある。だが、本免許取得となれば日本人騎手と同じ扱いになる。
 詳細はこれから詰めることになるが、日本の競馬関係の法規を理解していることはもちろん、日本に本拠地を置くこと、通訳を介さず日本語で最低限の意思疎通が図れることなどが条件になるとみられる。英語による受験も可能になる方向。また、地方競馬騎手の受験時と同様、それまでの実績によって騎乗技術試験は免除される見込みだ。
 母国イタリアの競馬が深刻な財政難に悩まされているミルコ・デムーロ騎手は、実際に受験するかについては明言していないが「日本で年間通して乗れればうれしい。英語で受験できればいいんだけど」と、日本を本拠地としたい考えもある。イタリアでは長年のずさんな経営が響き、12年からは全レースの賞金が40%削減され、今年も開催自体が危ぶまれている状況だ。現在はフランスに拠点を移しているが、短期免許で日本に来ている時ほど有力馬が集まらないのも事実。賞金額が圧倒的に高く、有力馬主からの信頼も得ている日本での通年騎乗を望むのは自然といえる。
 もともと、現行のルールでも外国人によるJRAの本免許受験は可能だった。ただ、これまでは外国人騎手が日本を本拠地として本免許取得を希望することはほぼ想定外であり、免許取得の基準については、免許試験委員会内の合意事項にとどめていた。今年、あらためて試験要領に外国人騎手の受験規定が明文化されることになれば、日本の競馬に魅力を感じている外国人騎手の注目度が高まるのは間違いない。
 騎手免許 国内ではJRAとNARがそれぞれ試験を実施して、合格者に免許を交付している(1年ごとに更新が必要)。中央では競馬学校騎手課程卒業予定者と地方騎手の受験がほとんど。外国人騎手は本国のオフシーズンの来日が多く、短期免許(1カ月単位で3カ月間、調教師と馬主の引受人が必要)で騎乗している。短期免許制度は94年から始まり、00年以降に欧州トップクラスの来日が増えた。いわば出稼ぎの意味合いが強かったが、最近はイタリア競馬の財政難などで、日本を本拠に希望するケースが出てきた。(日刊スポーツ)

2012年12月24日月曜日

中央競馬の売り上げ、15年ぶり前年上回る


 今年は中央競馬の年間売り上げが1997年以来、15年ぶりに前年を上回った。16日の時点で約2兆2993億円で、昨年(約2兆2935億円)を突破した。昨年同時期と比べると約4.4%上回っている。最終的に東日本大震災以前の水準(10年、約2兆4275億円)にどこまで近づくかが焦点だ。
 97年に4兆円をわずかに超え、ピークを迎えたが、翌98年からは14年連続で前年割れ。昨年はピーク時の57.3%に落ちた。97年は国内で金融危機が表面化した年で、その後の長期不況やレジャーの多様化の影響を受けた。昨年は東日本大震災で東日本地区の競馬開催が6週間休止される事態も重なり、決算では54年ぶりに赤字を計上した。
 今年は台風接近による1日の順延以外は順調に日程を消化。年間を通じて無事に開催できたことが回復の最大の要因だった。昨年、売り上げの少ない小倉や新潟で代替された春の中山開催を通常通り開催したことが大きく、政策的に首都圏、近畿圏の開催日数を増やしたことも、増収要因となった。
 一方、有馬記念の売り上げはピークの96年に約875億円を記録した後は急落。昨年は377億5975万7900円まで下がった。有力馬が出走回避した今年も厳しそう。
 また、有馬記念の翌日24日にも中山、阪神開催が組まれており、同日の売り上げにも注目が集まる。有馬記念が年間最終開催日より前に行われるのは33年ぶりのことだ。(日本経済新聞)

2009年6月30日火曜日

全国ポニー競馬JRA夏に開催

 JRAは29日、この夏に全国ポニー競馬選手権「ジョッキーベイビーズ」を開催することを発表した。今回の企画は、北海道でポニー競馬を行っている小学生からの「札幌競馬場の芝コースで競馬をしたい」という声にJRAが応えたもの。

 北海道地区(7月25、26日)、長野地区(8月1日)、宮崎・鹿児島地区(同30日)、関東地区(9月23日)の4ブロックに分け、各地区で予選を開催(小学生及び中学1年生まで)。そこで2人ずつを代表に選考。その8人による決勝レースを「第1回ジョッキーベイビーズ」(直線芝400メートル)として11月8日の東京競馬場で行う。(スポーツ報知)

2009年2月13日金曜日

岩城師、調教助手に転身「馬が好き」

 今回の免許更新で、岩城、大和田、沢、田子、中野隆の5調教師が勇退を表明した。健康上の問題などが主な理由だが、このうち岩城博俊調教師(56)は、3月から和田正道厩舎の調教助手に転身することが明らかになった。

 「初めてのケースで戸惑っていますが、馬が好きなのでこの世界に残りたいと思いました。経営には失敗しましたが、引き受けてくださった和田先生に感謝しています」

 開業2年目の97年にはアロハドリームで重賞を2勝したものの、その後は成績不振。廃業という選択肢もあったが「調教師のプライドよりも、馬が好きという気持ちが強い」ため転身への道を模索した。「道しるべと言っては変ですが、こういう選択肢も方法の一つ。調教はずっと乗ってきたので、まだ自信はあります。和田先生に少しでもいい形でお応えしたい」と再スタートへの意気込みを語った。調教に乗り続けてきた岩城師ならではの選択が注目される。(サンスポ)

2009年2月11日水曜日

13年ぶり双子騎手誕生へ…JRA騎手課程卒業式

 JRA騎手課程25期生の卒業式が10日、千葉・白井の競馬学校で行われ、双子の国分優作君(18)、恭介君(18)ら5人が、巣立ちの時を迎えた。卒業生は、12日に発表される2次試験の合格を待って、早ければ3月1日にも競馬場でデビューする。

 96年に卒業した柴田大知、未崎以来となる双子ジョッキー。国分優作君と恭平君が、“NO1騎手”という同じ夢に向かって、大きな一歩を踏み出した。

 小学生の時に新聞記事を見て競馬学校の存在を知り、ほぼ同時に騎手を目指した。中学生になってからは、同時に乗馬クラブへ。ほとんど離れることなく育ってきた2人だが、騎手としては、優作君が美浦・国枝厩舎、恭介君が栗東・五十嵐厩舎(ともに予定)と、東西に別れる道を選んだ。

 「僕たちは、それほど気にしていなかったのですが、教官に『離れないと目立たないぞ』と言われて決めました」と兄の優作君。一方、弟の恭平君は「2人でいると、すぐにケンカしますから。それに、何かあったら電話で相談できますし」。勝負の世界を目指す若者らしい独立心をのぞかせた。

 ◆双子ジョッキー ○…96年デビューの柴田大知、未崎(ともに31歳、美浦・フリー)が初めて。初年度は、それぞれ27勝、12勝をマークして活躍。兄・大知は、関東新人騎手賞を受賞した。10日現在の通算成績は、大知が2697戦122勝。未崎は2353戦80勝。

 ◆模擬競走松山V ○…今年卒業する25期生から、競馬学校内外で行う模擬レースに「スチューデント・ジョッキーズ・シリーズ」のタイトルが付き、ポイント制で争われるようになった。この日までの8戦で2位につけていた松山弘平君(18)が、卒業式前に行われた最終戦を制し、逆転優勝。「勝負根性は、同期では誰にも負けません」と力強くアピールしていた。

 ◆父は元高崎騎手 ○…丸山元気君(18)は「名前の通り、元気なところがセールスポイントです」と笑顔。父は、04年に廃止された高崎競馬の元騎手・丸山侯彦さんだ。当初は騎手になることを反対したそうだが、息子の晴れ姿に「今はホッとしています。いきなり活躍しなくてもいいので、早くに免許を返上することなく、頑張ってほしいですね」。自身は志半ばにして騎手を辞めざるを得なかっただけに、末永く騎乗することを願っていた。

 ◆武22年ぶり出席 ○…卒業式には、第3期卒業生の武豊が、日本騎手クラブ副会長として来場。「つらいこともあるけれど、騎手は素晴らしい仕事。競馬場で待っています」と祝辞を述べた。自身の卒業式以来、22年ぶりの出席。「彼らを見ていると、感慨深いものがあるね。でも、僕自身は、今も当時と同じ気持ちで乗っている。3月からは仲間だし、全力で頑張ってほしいね」と話していた。(スポーツ報知)

2009年1月25日日曜日

塩漬けニュータウン用地を競走馬牧場に ハイテク構想見直し


 全国で見直しが進められているニュータウン計画のうち、ハイテク都市構想が描かれていた大津市伊香立の「びわこサイエンスパーク」予定地を、競走馬の育成牧場として整備する計画が進んでいる。日本中央競馬会(JRA)の栗東トレーニング・センター(滋賀県栗東市)に近い立地を生かそうという試みで、開発を進める都市再生機構(UR)と大津市は2月にも牧場などを運営できる事業者の募集を開始する予定。先端産業に目を奪われていたニュータウン事業が行き詰まる中、地域の特性を生かした新たな開発モデルとなるか注目を集めそうだ。
 びわこサイエンスパークは、先端技術型の企業や研究所と住宅が一体となった約200
ヘクタールのニュータウンを、京都市境に近い山林に開発する計画。当初は世界一の高さを誇るタワーの建設や京都大学のキャンパス誘致などの案が浮上したものの約40ヘクタールの造成を始めただけで開発は頓挫していた。
 平成16年7月に大規模公共事業の見直しや
特殊法人の統合・再編で、URが誕生。ほぼ同時に「新しいニュータウン整備には着手せず、着工ずみの事業は平成25年までに工事を終えるか、30年までに土地の処分を完了させる」との政府方針が示された。
びわこサイエンスパークも見直し対象のとなったが、予定地の大部分は「塩漬け状態」で山林のまま。開発計画をまとめる協議会の一員である大津市が、里山の残る環境を生かして
競走馬の育成牧場を整備する計画を打ち出した。
 
栗東トレセンでは最大約2000頭の競走馬を厩舎(きゆうしや)で管理できる。休養やコンディション調整の必要な競走馬は、北海道などの育成牧場に預けられるているが、遠方の場合、輸送費や馬への負担も大きいのがネックになっていた。
 滋賀県内にも育成牧場は新設されつつあるため、同市は
ニュータウン予定地に競走馬の育成牧場を整備すると同時に、一般向けの乗馬施設や観光農園も併設し、「観光振興を図りたい」としている。 一方、URは「地域の特性に合わせた大胆な発想の転換」と歓迎しており、「計画が行き詰まっている他のニュータウンにも、突破口を示すヒントになるのでは」としている。(産経ニュース)

<写真>一部の造成が始まっただけで広大な敷地が手つかずで残っているびわこサイエンスパークの予定地=大津市伊香立(笹井香予子撮影)

2009年1月20日火曜日

人手不足を補うアジア系騎乗者

 平成5年10月に開場して以来、順調に利用馬が増え続けている浦河のBTC(財団法人・軽種馬育成調教センター)は、大晦日と元日の2日間こそ閉場したものの、年明けとともに多くの育成馬で賑わう日々だ。 昨年秋の段階で、すでに騎乗したままこの施設に通える範囲にある民間育成牧場の馬房数はついに700を超え、現在もなお増えつつある。 開場して15年が経過したこの一大調教施設は、冬季間の今こそ利用価値が最も高まる季節で、屋内の施設が充実しているために、悪天候時にもほとんど影響なく調教が可能だ。 いずれも屋内の直線ウッドコース(1000m)、ダートコース(600m)、坂路ウッドコース(1000m)などが冬季間の調教場となるが、これらの利用料は1日あたり800円。日曜日を除き月25日間の利用でも、わずか2万円にしかならない。
 当初はわずか1日平均35頭程度の利用からスタートしたこの施設が、開場12年目の平成17年には、1日平均500頭を超える頭数にまで激増しており、以後、数字はほぼ横ばいのまま安定している。 それに伴って、利用馬の競走成績もまた年を追うごとに上昇の一途をたどり、平成19年度には、中央751勝、地方2194勝を数えるまでになった。実際にどの程度の期間もしくは回数、ここで調教を積まれたかは馬によりかなりの差があり、一様ではないが、いわゆる「BTC効果」とも言うべき付加価値をこの施設から実感として受け止めている関係者はひじょうに多い。広大な面積、抜群のロケーション、様々な施設によりバラエティに富んだ調教メニューが組めることなど、冬季間という気象上のハンディキャップを差し引いても、この施設の魅力は余りある。
 さて、現在、ここを主に利用している育成牧場は大小合わせて約40牧場ほど。近年はどこの育成牧場でも騎乗者不足に悩まされているのだが、その穴を埋めているのが、東南アジア系諸国からの出稼ぎ騎乗者たちだ。以前、ここではオセアニア系白人が多かったのだが、近年は完全にマレーシアやフィリピンなどから来ている騎乗者が主流である。 浦河町における外国人登録者数は12月末現在でちょうど100人。 国別の内訳は、多い順に列記すると、フィリピン人40人、マレーシア人20人、ニュージーランド人10人韓国人8人と続く。因みに、イギリス人は4人、ブラジル人も4人、アメリカ人に至ってはわずか1人である。 マレーシア人とフィリピン人のみならず、この町で暮らす外国人たちのほぼ9割は何らかの形で「馬業界」に従事しており、その多くが騎乗者である。マレーシアもフィリピンも、もちろん競馬場があるものの、やはり日本に来て働く方が高い報酬を得られるのである。
 個人差が多少あるとは思うが、彼らの平均的な月収はおおよそ25万円程度。もちろん、母国には家族が暮らしており、実際にはそれらのうちから相当額を「仕送り」している。 私の知人Bさんは、手元に7~8万円程度を残し、他の全てを家族に送金する。金額にして17~18万円。フィリピンで、これだけあると一族郎党がみんな優雅に生活できるのだそうで、「子供を学校に通わせたり、家を改築したりしている」らしい。 で、本人は残りの7~8万円で生活するわけだが、見ていると、まず贅沢は一切しない。「せいぜい食費と後は携帯電話の通話料くらい」しか遣わず、ネオン街を飲み歩くことも、パチンコ屋に出入りすることもない。家族のためにひたすら質素な生活を送っている印象なのだ。 フィリピンでは騎手のライセンスを持つ人がとても多いという。しかし、競馬場で実際にレースに騎乗できる人はごく一部らしく、あまり上手ではない人ややや年齢が高くなった人は恵まれない環境にいるらしい。 そういう人たちが日本にやってきて騎乗者として働き始め、徐々に口コミでその輪が広がってきた。血縁や友人関係などを頼って日本にやってくるケースも多く、一牧場に数人単位で同胞が働く例が多い。また、私の知る範囲では、フィリピン人とマレーシア人が同じ牧場に所属している例はなさそうだ。 言葉の壁や習慣の違いなどのハンディキャップはあっても、当分の日本人騎乗者の人手不足が解消しそうな気配はなく、その穴をこうして東南アジアの人々が確実に埋めてくれている。この傾向はしばらく続きそうである。(Net-keiba.com)

2009年1月13日火曜日

場外馬券売り場南九州初設置へ JRA宮崎育成牧場

 日本中央競馬会(JRA)の宮崎育成牧場(吉本英昭場長、宮崎市花ケ島町)で、場外馬券売り場を設置する計画が進んでいる。JRA直営の売り場は南九州初といい、早ければ今秋にもオープンする。
 計画によると、牧場内のインフォメーションコーナーを改装し、自動発売機と発売払い戻し兼用機計8台を設置し、JRAが主催するレースの馬券を買うことができる。
 JRA全体で売り上げが落ち込んでおり、同牧場の存続も危ういことから、収益を上げられる事業を展開する目的で計画した。無料の会員制にして、年間約10億円の売り上げを見込む。認知度を高めてファンを増やそうという狙いもあるという。
 牧場側は売り場の設置に伴って、警備員や清掃員などの雇用を検討している。駐車場は、場内にある既存施設(500~600台収容)で対応する。
 昨年10~11月には、隣接する神宮東、権現自治会などに計画の概要を説明し、理解を求めた。治安の悪化や交通渋滞などを不安視する声も出たが、売り場の規模が小さいことや会員制にすることなどから、おおむね了承を得られたとしている。
 同牧場は宮崎北署と今後、警備計画や施設の運用などについて協議し、農林水産相の許可を得て改装に乗り出す。同牧場総務課は「競馬になじみのない南九州で唯一の売り場。ファンのすそ野を広げたい」と話している。(読売新聞)
<写真>改装予定のJRAインフォメーションコーナー

2008年12月17日水曜日

競馬場、女性の4割強が「行ってみたい」


 師走の一大レース、有馬記念の開催を目前とし、今から楽しみにしているファンも多いことだろう。この時期に合わせて「競馬に関する意識調査」を実施した。
 調査対象は20代から40代を中心とするネットユーザー男女456名。今年の馬券購入について聞いたところ、「購入した」と答えたのは全体の8.4%。男性12.3%に対し、女性は4.1%と3分の1程度だった。年代別では40代が最も多く、12.5%の回答があった。
 馬券を購入した人に、購入方法を複数回答で聞くと「競馬場」が41.0%で最も多かったが、「即PAT(インターネット投票サービス)」が35.9%でそれに続いた。
 女性では競馬場と同率の44.4%、20代では競馬場、WINS(場外勝馬投票券発売所)とならぶ50.0%がインターネットを利用して馬券を購入していた。
 さらに、出走馬や開催レース等の情報は何を参考にしているか(複数回答)との問いでは「インターネット」が66.7%でトップ。女性では88.9%にのぼり、男性(60.0%)を30ポイント近く上回った。
 以下、2位「競馬新聞(46.2%)」、3位「テレビ(28.2%)」と続き、情報収集、馬券購入ともにインターネットを利用する人が多いことがわかった。
 競馬場に行ったことがあると回答した36.8%に行った目的を聞いたところ、トップは「レース観戦」の63.2%、次いで「馬券購入」の55.6%となった。
 性別では「レース観戦」が目的の男性は66.3%、女性は少し低めの58.9%。「馬券購入」を目的としているのは男性65.3%に対し女性42.5%と差が見られた。また、女性では「付き添い(42.5%)」との回答が馬券購入目的と同率で2位となった。
 「競馬場に行ったことはない」と回答した63.2%に行ってみたいと思うかと聞いたところ、4.4%が「行ってみたい」、34.4%が「ちょっと行ってみたい」と回答。女性では、4.7%が「行ってみたい」、38.3%が「ちょっと行ってみたい」と回答し、合わせて43.0%が競馬場への興味を示した。
 JRA(日本中央競馬会)のデータによると、2007年度の開催競馬場の入場人員は753万2111名で、そのうちの13.0%、98万2415名が女性。競馬場に行ってみたいという女性の潜在ニーズが4割あることからすると、今後、女性来場者は増加していくのかもしれない。
 調査はブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、同社の提供するサービス会員をパネラーとして行った。(CNET JAPAN)

2008年11月14日金曜日

36年ぶり美浦で元日調教復活

 09年の中央競馬は1973年以来36年ぶりに、1月4日から開幕する。それに伴い、日本調教師会関東本部(尾形充弘本部長)は各労組に元日の馬場開場を提案。13日、最大の関東労は執行代議員会を開き提案への同意を議決、元日調教の復活が決まった。
 佐藤全弘副本部長は「関東が地盤沈下している中、労組の方も積極的に動き、我々の提案に同意してくれた。労使間のいい関係ができてうれしい。馬主さんにもご理解いただきたい」と話した。元日が全休だと、馬のチェックができないまま2日に出馬投票。競馬の公正に反するという声があった。その問題はクリアできることになった。
 中央競馬は68年まで1月3日、69~73年は4日開幕で、当時は元日調教が行われていた。5日開幕が定着した74年から元日は全休日となっていた。一方、栗東は元日調教への反対意見が強く、東西の足並みがそろわない可能性も出てきた。(中日スポーツ)

2008年11月5日水曜日

JRA、1月4日スタートに元日出勤問題

 来年の中央競馬は例年より1日早く、1月4日からスタートする予定だ。70年以来実に39年ぶりのこととあって、サークル内でもまだ調整が必要なことが多い。ひとつは元日の仕事をどうするか。基本的に元日はトレセン全休日だが、関東調教師会は調教実施の方向で調整にあたっている。
 元日を休んだ場合は(1)有馬記念翌日の12月29日(月)と元日(木)の週2日休むローテで馬のコンディション維持は? (2)出馬投票は1月2日午前中、つまり調教時間中に行われる予定。元日、2日と丸2日間も馬の状態を確認できないまま出馬投票しなければならないケースが出てくる、などの弊害が予想される。
 関東調教師会の幹部は「元旦に馬を動かした方が調整しやすいし、4日の出馬投票に責任を負う意味でも、馬場を開けたい。東西で足並みがそろわなければ関東だけでもやる方向で進めたい」と、元日出勤に前向きな姿勢を見せる。一方で、関西では「元旦は特別な休日だから休ませたい」という意見も根強いという。
 結論が出るまで、まだ話し合いは続きそうだが、各馬が開幕日をベストの状態で迎えられる方法が求められる。(日刊スポーツ)

2008年10月7日火曜日

JRAが外国人向けのサービスを発表

 JRAは、外国人向けに英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)版『How to bet』 及び『マークカード支援ツール』を制作し、JRAの全ての競馬場やウインズのインフォメーションに用意することを発表した。 また、海外からの外国人を対象としたJRAオフィシャルツアーを、今週11日(土)からの第4回東京競馬から、東京競馬開催中の毎週土曜日に実施することも発表された。※『How to bet』とは、勝馬投票券の購入に関する説明書であり、また『マークカード支援ツール』とは、外国人が簡単にマークカードの記入ができるように考案されたマークカードを入れておく簡易フォルダーのこと。(ラジオNIKKEI)

2008年9月24日水曜日

馬の気持ち、わかった? 京都競馬場で初の大運動会

 競走馬のコースを人が走った。第1回JRA京都競馬場大運動会が23日、京都市伏見区のJRA京都競馬場で開かれた。砂を敷き詰めたコースで、リレー競技や駕篭(かご)かきレースが繰り広げられた。
 「走って挑戦!馬の気持ちがよくわかる」と銘打って、競馬中継番組を制作するKBS京都が初めて開いた。「ダート」と呼ばれる砂を厚く敷き詰めた1周約1800メートルのコースを使用した。1200メートルと1000メートルのリレー競技、300メートルの駕篭かきレースに、京阪神一円から大学生や社会人399人が参加した。
 ファンファーレが流れ、競馬中継さながらに、実況放送も行われた。走者が砂に足をとられて転倒したり、よろける場面も大画面に映し出された。  鳥取砂丘で走ってから出場した山科区の自営業浜名厚志さん(42)=山科区=も「予想以上に足がふらついた。サラブレッドがどんな困難なコースを走っているか実感した」と話した。 <写真:競馬中継さながら大画面にレースの状況が映し出され、砂地のコースを走る参加者(京都市伏見区・JRA京都競馬場)>(京都新聞)

2008年9月17日水曜日

サムソンの強敵ズラリ…凱旋門賞の前哨戦

パリのロンシャン競馬場では14日午後(日本時間同日深夜)、凱旋門賞(10月5日、GI)の前哨戦が本番と同じ芝2400メートルを舞台に3レース行われた。
4Rヴェルメイユ賞(GI、3歳上牝馬、12頭、1着賞金17万1420ユーロ=約2623万円、創設1897年)は、C・スミヨン騎乗のザルカヴァ(愛国産、仏=A・ドゥ・ロワイユデュプレ、3、父ザミンダー)が2分26秒0(稍重)で1番人気に応えた。6戦全勝、GIはマルセルブーサック賞、仏1000ギニー、仏オークスに次ぐ4勝目。2馬身差2着にヨークシャーオークス2着馬ダルレミ。
5Rニエル賞(GII、3歳、せん馬不可、7頭、1着賞金7万4100ユーロ=約1138万円、創設1952年)は、I・マンディザバル騎乗の仏ダービー馬ヴィジオンデタ(フランス産、仏=E・リボー、牡、父チチカステナンゴ)が2分27秒4(稍重)で1番人気に応えた。GIは1勝だが、6戦全勝。ハナ差2着にアイディールワールド。
6Rフォワ賞(GII、4歳上、せん馬不可、6頭、1着賞金7万4100ユーロ、創設1955年)は、S・パスキエ騎乗の1番人気ザンベジサン(英国産、仏=P・バリー、牡4、父ダンジリ)が優勝した。2分28秒8(稍重)。10戦4勝、GI勝ちは昨年のパリ大賞典があり、凱旋門賞は8着だった。’06独ダービーなどGI4勝のスキアパレリが1/2馬身差2着だった。
 3レースの結果などを受け、英国ブックメーカーは凱旋門賞のオッズを変更。ウィリアムヒル社では1番人気のザルカヴァを4倍から2・75倍にした。2番人気は昨年の愛ダービー馬ソルジャーフォーチュン(愛=A・オブライエン、牡4)で5倍。3番人気はKジョージなどGI5勝のデュークオブマーマレード(愛=A・オブライエン、牡4)で6倍。メイショウサムソン(栗東・高橋成厩舎、牡5)は20倍と評価が低い。(Gallop)

2008年9月16日火曜日

3日間の変則開催の売り上げ大幅アップ

 3日間の変則開催の売り上げは大幅増。4回阪神、4回中山、2回札幌の1、2日目の総売り上げは567億9705万4200円で、前年比133.2%。昨年の秋競馬の第1節(1、2日目)は土日で1日3場の通常開催だったが、今年は1日2場の3日間開催とあって売り上げがアップした。(サンスポ)

2008年9月15日月曜日

騎手は戦国武将 JRA福島競馬場で相馬野馬追


 風になびく旗の音と舞い上がる土ぼこりが迫力を増した甲冑競馬 毎年7月に福島県南相馬市で開催される相馬野馬追が14日、福島市のJRA福島競馬場に見参、甲冑(かっちゅう)に身を固めた戦国武将が甲冑競馬や神旗争奪戦を繰り広げた。 ダートコースで行われた甲冑競馬では、16騎の馬が2組に分かれ疾走。騎馬武者が近づくと、風になびく旗の音が響き、けり上げた土ぼこりが舞い上がった。 神旗争奪戦では、御神旗を目がけて騎馬武者たちが縦横無尽に駆け回り、レース場で戦国絵巻の一幕を繰り広げた。 詰め掛けた7000人を超す観客らは、競馬とはひと味違う迫力ある雰囲気を楽しんだ。(河北新報)