風になびく旗の音と舞い上がる土ぼこりが迫力を増した甲冑競馬 毎年7月に福島県南相馬市で開催される相馬野馬追が14日、福島市のJRA福島競馬場に見参、甲冑(かっちゅう)に身を固めた戦国武将が甲冑競馬や神旗争奪戦を繰り広げた。 ダートコースで行われた甲冑競馬では、16騎の馬が2組に分かれ疾走。騎馬武者が近づくと、風になびく旗の音が響き、けり上げた土ぼこりが舞い上がった。 神旗争奪戦では、御神旗を目がけて騎馬武者たちが縦横無尽に駆け回り、レース場で戦国絵巻の一幕を繰り広げた。 詰め掛けた7000人を超す観客らは、競馬とはひと味違う迫力ある雰囲気を楽しんだ。(河北新報)