2012年5月31日木曜日

競馬場で合コン。個室指定席でフランス料理、女子も大喜び!



 キャンプ場やスキー場など「特別な場所」では、日常の何倍も恋に落ちやすいもの。それが初体験の場所となれば、さらに効果は倍増しそう。そこで、今回おすすめしたいのが競馬場での合コン。イルミネーションがきれいなトゥインクルレース、しかもスペシャル感たっぷりの指定席なら、女の子を喜ばせることができるはず! 東京の大井競馬場で開催されるトゥインクルレースは、デートコースに選ばれることも多いナイター競馬。イルミネーションがきらめく競馬場でレースを見るだけでも楽しいが、今回はココで合コンをしてしまおうというプラン。大井競馬場には一般指定席のほか、グループ席やペア席のあるミリオンシート、快適空調で個室も選べるL―WINGなども用意されている。現在、L―WING指定席が特別価格で買える「エル割」実施中なので、チェックしてみるのもいいだろう。

 数ある指定席の中でも特におすすめなのが、食べ放題&ソフトドリンク飲み放題の競馬観戦型レストラン「ダイアモンドターン」だ。サラダバーに自家製パン、白身魚のグラタンやローストビーフ、スイーツなど女子が喜ぶメニューはもちろん、唐揚げやオリジナルカレーといった男が好むがっつりメニューまで揃っている。フレンチの名店「クイーン・アリス」の料理長が担当した料理だけあって、味もなかなかのもの。別料金のアルコールはオール500円だが、合コンではボトルワイン(4,500円~)やシャンパン(6,000円~)をオーダーするのもよさそうだ。たっぷり飲みたいグループには、2時間2,000円のアルコール飲み放題もおすすめ。ダイアモンドターンの指定席は1名から52名席までタイプがさまざま。少人数でも大人数でも対応可能なのがうれしいところ。レストランのメニューを持ち込むことはできないので、みんなが食事をしている途中、気になる彼女をそっと誘って二人だけで観戦するのもいいかも。合コンが成功してお目当ての彼女とつきあうことになったら、次はカップルシートの利用を!

2012年5月27日日曜日

新人女性騎手、佐賀競馬で夢紡ぐ 廃止の荒尾から移籍


 佐賀競馬で15年ぶりとなる新人女性騎手がレース場を駆けている。熊本市出身の小山紗知伽騎手(18)。荒尾競馬が廃止となり、地元で果たせなかった夢の続きを描こうと、先輩たちにもまれながらたづなを握っている。
幼い頃から、獣医師や盲導犬の訓練士を夢見るなど動物が好きだった小山騎手。中学3年の秋、「馬に乗って自由に走り回りたい」という思いが高じてジョッキーの道を選択した。中学卒業後は地方競馬教養センター(栃木県)に入り、荒尾競馬で実習も経験。いずれは愛着のある競馬場に行くはずだった。
しかし、地方競馬が軒並み不況にあえぐ中、80年以上の歴史があった荒尾競馬も累積赤字を抱え、昨年12月で廃止。「見えかけていた目標がシャットアウトされ、どん底の気持ちになった。先が見えなくて不安だった」と小山騎手。そんな折、荒尾競馬で所属する予定だった厩舎が佐賀競馬へ移籍したことに伴い、自身も佐賀の地に身を置くことが決まった。
4月7日にデビュー。翌日に初勝利を飾った。これまで41戦に臨み、3勝を挙げた。「パドックで『がんばれ』と声をかけてもらったり、いいレースをした時は『また逃げ切れ』と言ってくれる。お客さんとの距離が近い」。もっと成長して、佐賀競馬を盛り上げたい。「地方競馬がなくなる苦しさは、もう誰にも味わってほしくないから」。(佐賀新聞)

2012年5月25日金曜日

佐賀競馬で7重勝馬券 全国で初めて 25日発売


九州唯一の地方競馬場である佐賀競馬(佐賀県鳥栖市)は25日、指定された七つのレースの1着馬全てを当てる馬券「7重勝単勝式勝馬投票券」(7重勝、1口100円)の販売を開始する。7重勝は現行の競馬法では認められておらず、販売は全国初。佐賀競馬を運営する県競馬組合が国の構造改革特区指定を受け、実現した。 佐賀競馬では1日に11~12レースが行われており、後半の7レースが指定となる。馬券はインターネットサイト「オッズパークLOTO」で販売。販売時間は指定されたレース前日の午後6時~同11時30分と、開催当日午前8時から最初の対象レースの締め切りまで。25日は26日開催分のレースが購入できる。
県競馬組合は「的中者がいない場合は掛け金が繰り越されていくので、払戻金は競馬法が定める上限の2億円も期待できる」としている。(西日本新聞)

【日本競馬の150年】復興支援、環境改善…幅広い社会貢献


 東日本大震災は、競馬界にも多大な影響を与えた。東北地方の場外馬券売り場に被害が出ただけでなく、新宿ウインズも老朽化したビルが閉鎖されるなど、その被害は広範囲に及んだ。福島競馬場の被害はとりわけ深刻で、スタンドの天井や壁が崩落するという建物の被害に加え、福島第1原子力発電所事故による放射能の影響もあり、2011年度の開催は全て中止となった。
 ◆50億円超える義援金拠出
 その福島競馬場に4月7日、実に1年5カ月ぶりに競馬ファンの歓声が戻ってきた。建物の復旧や放射能低減のための芝コースの貼り替えなどに約42億円を要した工事を終えた競馬場には、競馬再開を待ちわびていたファン約1万3000人が訪れた。こうして4月7~29日に開催された第1回福島競馬は「福島復興祈念競馬」として行われ、売り上げの一部は被災地支援のために拠出された。
 震災で自らも被災しながらも、競馬はさまざまな形で社会貢献を果たしてきた。福島競馬場では、震災直後から地域住民、被災者最大550人を受け入れたほか、計画避難民100人を受け入れた。また、JRAでは震災発生直後から義援金活動を始め、売り上げの一部を被災地支援のために拠出したほか、被災地支援競走を開催、これまでに総額50億円を超える義援金を拠出することを決定した。
 このうち、昨年4月から発売を開始し、2億円の最高払戻金が出たWIN5(指定された5レースの1着をすべて当てる5重勝単勝式馬券)からは、払戻金と国庫納付金を除いた全額の18億2500万円が義援金として拠出された。また、競馬場やウインズ(場外馬券売り場)では、さまざまなチャリティーイベントや募金活動など、復興支援のさまざまな取り組みが現在も引き続き行われている。
◆遠足、盆踊り大会も
 JRAの社会貢献は、復興支援だけにとどまらない。競馬の開催を円滑に実施していくためには、地域社会の理解と協力が不可欠であるため、環境整備事業費を設けて競馬開催による交通渋滞などの諸問題の改善に取り組んでいる。
 具体的には、周辺の道路整備、公園や学校、保育所の整備などさまざまな事業に使われており、地域社会の環境改善に寄与している。また、レースのない日には、馬場以外の芝生を遠足や写生大会、盆踊り大会などに開放しているほか、馬事公苑や全国の事業所で、馬とのふれあいイベントや初心者、少年団への乗馬指導などの活動を実施している。(SANKEI BIZ)

2012年5月8日火曜日

62歳9か月 競馬国内最年長勝利


 金沢競馬の山中利夫騎手=写真=が6日の第1レースで、62歳9か月で勝利し、中央・地方競馬を通じて国内最年長勝利を記録した。最年長騎乗記録も更新中の山中騎手は、「大変うれしい。今後も勝利数を増やしていきたい」とコメントした。
山中騎手は1967年4月9日に旧春木競馬場(大阪府)で初騎乗し、同15日に初勝利。今年5月6日現在、騎乗数は1万7098回、勝利数は2812回を記録している。これまでの最年長勝利記録は、津曲照男騎手(福山競馬)の61歳8か月。
金沢競馬では、開催日の13日に記念式を行う予定。(読売新聞)

高知競馬場で「福永洋一記念」


福永さんは、1970年から9年連続で日本中央競馬会(JRA)の年間最多勝を記録。絶頂期の79年にレース中の落馬で脳挫傷を負って引退したが、同期生との交流は続いてきた。岡部さんは史上2位の通算2943勝をマーク、柴田政人さん(63)(現調教師)と伊藤正徳さん(63)(同)は日本ダービーを制覇するなどした黄金世代で、「花の15期生」と呼ばれる。ほぼ毎年開かれる同期会を兼ね、福永記念を盛り上げようと参加した。
記者会見で、岡部さんは「洋一君は髪もふさふさで会うたびに健康になるようだ。今では“枯れ花同期生”だが、1年でも長く会を続けたい」と笑いを誘い、柴田さんは洋一さんの手を取って何度も声をかけ、「みんなで長生きしよう」と語った。昨年、親子2代の年間最多勝をマークした長男の祐一騎手(35)は「父もうれしそう。これからも心温まるイベントとして続けたい」と力を込めた。
この日はJRAとの交流レースも行われ、武、福永祐一両騎手も騎乗。トークショーに続いて場内のイベント会場でカツオのわら焼きタタキを実演し、200食をファンらに振る舞った。また、福永記念の後には競馬実況の名アナウンサー杉本清さん(75)の司会で、岡部さんらが現役時代の思い出を語った。
集客に苦戦する同競馬場は「身震いするような面々に集まっていただき光栄」と感謝。ファンの高知市百石町、森駿一郎さん(68)は「高知競馬が盛り上がると僕らも元気になる。ずっと続けてほしい」と期待していた。(読売新聞)
【写真】「天才ジョッキー」と称され、落馬事故で惜しまれながら引退した福永洋一さん(63)をたたえるレース「第3回福永洋一記念」が7日、故郷・高知市の高知競馬場で開催された。元騎手の岡部幸雄さん(63)ら輝かしい実績を残した騎手養成所の同期生7人や、武豊騎手(43)らが集結。1000人を超えるファンを魅了した。

2012年5月4日金曜日

園田競馬:関西初のナイター ファン層拡大なるか−−9月から /兵庫


 県競馬組合は、今年9月から尼崎市の園田競馬場で、関西初のナイター競馬を始める。地方競馬は冬の時代が続き、この10年で経営難から10カ所が廃止された。園田競馬場も客層の高齢化が進み、来場者は減少。存続が危ぶまれる中、4月から11月ごろまでの金曜に起死回生を狙ってナイターを開催し、若い女性や昼間に働くサラリーマンの取り込みを図る。

今月初めの園田競馬場。美しい毛並みの競走馬がパドックを周回し、その周りを競馬新聞を手にした中高年の男性が取り囲んでいた。平日の昼下がりで、20〜30代の女性の姿は私以外に見当たらない。レースが終わる度、ハズレ馬券が舞う場内は、まさに「男の遊び場」という印象だ。
園田競馬場を管理する県競馬組合は、県と尼崎市、姫路市で構成し、姫路競馬場も運営する。両競馬場を合わせた売り上げは91年度が1187億円で、経費などを差し引いた収支は89億円の黒字だった。しかし、以降は低迷が続く。10年度の売り上げは308億円、収支は5億5000万円の赤字に転落し、両競馬場とも事業存廃を決める「5年間の見極め期間」に突入した。(毎日新聞)