2014年12月29日月曜日

競馬法違反:禁止薬物、高知競馬厩舎を捜索

 高知競馬に出走した競走馬から筋肉増強効果がある禁止薬物「ボルデノン」が検出された問題で、高知県警は29日、競馬法違反の疑いで、競走馬が所属する厩舎(きゅうしゃ)など関係先を家宅捜索した。高知県競馬組合は厩舎の他の29頭を調べた結果、別の2頭からもボルデノンが検出されたと発表した。
 新たに検出されたのは国沢輝幸厩舎のアベニンレジーナ(牝3歳)と、ミドリノオトメ(牝15歳)で、ともに10月以降出走しておらず、当面は出走を認めない。

 高知競馬では今月13日に開催された第12回高知競馬に出走し、2着だったマドヲアケレバ(牝2歳)から禁止薬物が検出された。(共同通信)