●経営改革委 県競馬組合が報告
累積赤字が約40億円に上る名古屋競馬(名古屋市港区)のあり方を話し合う経営改革委員会が12日、名古屋競馬場内の会館で第2回会合を開いた。名古屋競馬を運営する県競馬組合からは、財政難により、同競馬場内の施設の耐震改修ができない現状などが報告された。
県競馬組合の報告によると、累積赤字のほか、銀行からの借入金の利息が年5500万円に上っている。このため、老朽化したスタンドなどの耐震改修に必要な約6億円が捻出できていないという。
改革委の委員からは「県は税金投入できるのか」との質問が出たが、委員会に参加した県の担当者は「負担のゆとりはない」と否定した。
改革委は、競馬組合を構成する県、名古屋市、豊明市が設置。次回は8月21日に開催、2~3カ月に1回のペースで会合を開き、2013年度前半までに提言をまとめる。(朝日新聞)
県競馬組合の報告によると、累積赤字のほか、銀行からの借入金の利息が年5500万円に上っている。このため、老朽化したスタンドなどの耐震改修に必要な約6億円が捻出できていないという。
改革委の委員からは「県は税金投入できるのか」との質問が出たが、委員会に参加した県の担当者は「負担のゆとりはない」と否定した。
改革委は、競馬組合を構成する県、名古屋市、豊明市が設置。次回は8月21日に開催、2~3カ月に1回のペースで会合を開き、2013年度前半までに提言をまとめる。(朝日新聞)