経営難の荒尾競馬組合(管理者、前畑淳治荒尾市長)の出走手当の引き下げ問題で、県馬主会(末藤惇会長、184人)の対策委員会(委員長、奈良崎孝一郎・奈良崎獣医科病院会長)は10日、「一方的なカット通告は承服できない」と、騎手会など関係者と協議した。その結果、裁判闘争も辞さない構えで、現場従業員と歩調を合わせることを決めた。
引き下げは、馬の年齢などで2ランクに格付けされる出走手当を21日の第7回開催から一律1万5000円下げ、4万5000円と3万5000円にするもの。約14億円の累積赤字を抱え、単年度黒字化が至上命令の競馬組合としては本年度の最終合理化策だった。
馬主会は8日の総会で、第7回開催のレースに出走するかどうかは馬主個人の判断に委ねるが、手当引き下げ問題は対策委員会(7人)を設置して対応することを決めた。
10日の出走受け付けには、250頭の出走申し込みがあり、レースは成立する見通しとなった。だが、手当引き下げ問題は馬主会や調騎会、厩務員会がそろって反対しており、競馬組合側が対応を誤れば、泥沼に入り込む恐れが十分にある。(毎日新聞)
2010年8月11日水曜日
福山競馬が493万円の赤字
福山市は10日の市議会競馬事業特別委員会で、福山競馬の2010年度第1四半期(4~6月)の収支が493万円の赤字となったことを報告した。同時期比では2年連続のマイナス収支となった。収支には市の施設整備等基金からの繰入金2671万円が含まれ、市財政局は「実質は3164万円の赤字」と説明している。
市によると、レースは4月10日~6月28日に前年度同時期より1日多い21日開催。費用19億6195万円に対し、収入は19億5702万円にとどまった。
JR福山駅前など中国地方6カ所の場外馬券発売所の売り上げは好調だったが、同市千代田町の本場が1億1455万円の赤字で、全体を押し下げたという。1日当たりの入場者数は1951人で、前年同時期を7・9%下回った。
福山競馬の存廃をめぐっては現在、羽田皓市長の諮問機関である市営競馬検討委員会が議論している。(中国新聞)
市によると、レースは4月10日~6月28日に前年度同時期より1日多い21日開催。費用19億6195万円に対し、収入は19億5702万円にとどまった。
JR福山駅前など中国地方6カ所の場外馬券発売所の売り上げは好調だったが、同市千代田町の本場が1億1455万円の赤字で、全体を押し下げたという。1日当たりの入場者数は1951人で、前年同時期を7・9%下回った。
福山競馬の存廃をめぐっては現在、羽田皓市長の諮問機関である市営競馬検討委員会が議論している。(中国新聞)
福山競馬、実質赤字は3千万円超
福山市営競馬の今年度第1四半期(4月10日~6月28日の21日間開催)決算収支は、基金からの繰り入れを除く実質赤字が3164万円にのぼることが10日、明らかになった。同日の市議会競馬事業特別委員会で市側が報告した。
歳入は19億5702万円(馬券発売収入17億1807万円▽他場発売の受託収入1億8611万円▽入場料867万円など)で、歳出は19億6195万円(勝馬払戻金12億9328万円▽運営費3億4533万円▽賞典奨励費2億1670万円など)。差し引き493万円の赤字だが、歳入への基金繰入額2671万円を差し引くと、実質赤字は3164万円となる。
受託分を含む全体の馬券発売収入はほぼ前年度並みだったが、入場者が同8%減。賞典奨励費など開催経費を見直したものの、福山競馬分の発売収入の減少が響いた。(産経ニュース)
歳入は19億5702万円(馬券発売収入17億1807万円▽他場発売の受託収入1億8611万円▽入場料867万円など)で、歳出は19億6195万円(勝馬払戻金12億9328万円▽運営費3億4533万円▽賞典奨励費2億1670万円など)。差し引き493万円の赤字だが、歳入への基金繰入額2671万円を差し引くと、実質赤字は3164万円となる。
受託分を含む全体の馬券発売収入はほぼ前年度並みだったが、入場者が同8%減。賞典奨励費など開催経費を見直したものの、福山競馬分の発売収入の減少が響いた。(産経ニュース)
2010年7月28日水曜日
荒尾競馬 出走手当減額方針
深刻な赤字に悩む荒尾市の荒尾競馬組合(管理者・前畑淳治市長)は、第7回開催の8月21日から出走ごとに馬主に支払う「出走手当」を、1頭あたり1万5千円引き下げることを県馬主会(末藤惇会長、約180人)に提示した。馬主会は「受け入れられない」と反発。近く総会を開いて対応を協議するという。
同組合によると、出走手当は勝敗に関係なく2~3歳馬は6万円、3歳の古馬登録馬と4歳以上馬には5万円が支払われている。同競馬には約350頭が在籍。各馬平均で月2回程度出走しており、「手当」の年間総額は約3億円に上るという。
同組合では、今年度も約1億円の赤字が見込まれるとして出走手当の減額に踏み切った。減額が決まれば、年度末までに約5800万円の削減が見込まれるという。
荒尾競馬は1928年、県と荒尾市の一部事務組合として設立。売り上げ好調時には一般会計に繰り入れるほどだったが、98年度から赤字に転落し、累積赤字は2008年度決算で13億5700万円に上る。
昨年10月には学識者らでつくる荒尾競馬あり方検討会が、「事業の存続は単年度収支の均衡が至上命題。09年度から11年度の期限までに(存廃を)判断することが妥当」とする提言書を市長に提出している。前畑市長は「事業存続のためにあらゆる努力をしている。協力をお願いしたい」と話している。(朝日新聞)
同組合によると、出走手当は勝敗に関係なく2~3歳馬は6万円、3歳の古馬登録馬と4歳以上馬には5万円が支払われている。同競馬には約350頭が在籍。各馬平均で月2回程度出走しており、「手当」の年間総額は約3億円に上るという。
同組合では、今年度も約1億円の赤字が見込まれるとして出走手当の減額に踏み切った。減額が決まれば、年度末までに約5800万円の削減が見込まれるという。
荒尾競馬は1928年、県と荒尾市の一部事務組合として設立。売り上げ好調時には一般会計に繰り入れるほどだったが、98年度から赤字に転落し、累積赤字は2008年度決算で13億5700万円に上る。
昨年10月には学識者らでつくる荒尾競馬あり方検討会が、「事業の存続は単年度収支の均衡が至上命題。09年度から11年度の期限までに(存廃を)判断することが妥当」とする提言書を市長に提出している。前畑市長は「事業存続のためにあらゆる努力をしている。協力をお願いしたい」と話している。(朝日新聞)
「牧場で働こうフェアin東京競馬場」に約600名
牧場就業促進事務局では「強い馬づくりは、優秀な人づくり」を基本理念に、今日28日(水)に東京競馬場で業界として初めての試みとして「牧場で働こうin東京競馬場」を開催した。
会場となった東京競馬場では、乗馬体験、厩舎見学などが行われたほか、社台ファーム代表吉田照哉氏、ビックレッドファームマネージャー蛯名聡氏、下河辺牧場マネージャー下河辺行雄氏、ハッピーネモファーム代表取締役根本明彦氏などの講演も行われ、16の牧場が、通常の企業説明会同様、牧場ごとに就職相談ブースを設け面接なども行った。
会場には約600人が来場した。
主催した牧場就業促進事務局を代表して事務局長の玉村泰宏さんは「このたび、競馬産業として初めて行いました牧場就職フェアに、多くの若者に参加していただき、心より感謝申し上げます。これまで強い馬づくりは、優秀な人づくりから!を合言葉に、牧場の方々と事務局とで共同し取り組んできた成果が現れたものと思います。この就職フェアをきっかけに、ひとりでも多くの若者が、馬をつくり育てる仕事に関心をもち、職業選択肢のひとつとして検討いただければ幸いです。今後も、世界に通用する強い馬づくりの素晴らしさを、若い世代に伝えるため、更に努力したいと思います」とコメントしている。(ラジオNIKKEI)
会場となった東京競馬場では、乗馬体験、厩舎見学などが行われたほか、社台ファーム代表吉田照哉氏、ビックレッドファームマネージャー蛯名聡氏、下河辺牧場マネージャー下河辺行雄氏、ハッピーネモファーム代表取締役根本明彦氏などの講演も行われ、16の牧場が、通常の企業説明会同様、牧場ごとに就職相談ブースを設け面接なども行った。
会場には約600人が来場した。
主催した牧場就業促進事務局を代表して事務局長の玉村泰宏さんは「このたび、競馬産業として初めて行いました牧場就職フェアに、多くの若者に参加していただき、心より感謝申し上げます。これまで強い馬づくりは、優秀な人づくりから!を合言葉に、牧場の方々と事務局とで共同し取り組んできた成果が現れたものと思います。この就職フェアをきっかけに、ひとりでも多くの若者が、馬をつくり育てる仕事に関心をもち、職業選択肢のひとつとして検討いただければ幸いです。今後も、世界に通用する強い馬づくりの素晴らしさを、若い世代に伝えるため、更に努力したいと思います」とコメントしている。(ラジオNIKKEI)
2010年7月27日火曜日
岩手競馬 今年も経費削減 4年連続に関係者「もう限界」

岩手競馬の売り上げの減少に歯止めが掛からない。予想を超える収入の落ち込みで、岩手県競馬組合は7月上旬、本年度3億1000万円の赤字になる見通しを表明した。存続条件である「収支均衡」のためとはいえ、コスト削減は今年で4年連続となり、関係者からは「もう限界」との声が漏れ始めている。(盛岡総局・遠藤正秀)
<危機感あらわに>
「経費節減だけでは限界だ。魅力がなくなれば、収入も減り続ける。いい馬を確保するため、もっと思い切った賞金を出すレースが必要だ」。今月6日に行われた県競馬組合の運営協議会。経費節減の方針を受け、委員の1人は危機感をあらわにした。
組合は、かつて看板レースだった「ダービーグランプリ」を今年11月に復活させることを決めていた。地方競馬としては破格の1着800万円の賞金を設定。借金などできる状況ではないが、収支のやりくりで何とか開催にこぎつけるめどが立った。
ダービーグランプリの復活だけでは不足とみる委員の発言に、岩手競馬の危機的状況が浮かび上がった。協議会後に、ある委員は「こつこつと増収策を考えていくしか道は残されていない」とため息交じりに語った。
<地道な努力を>
現場も気をもむ。「先が全く見通せない状況。せめて子どもが社会人になるまでは存続してほしい」と語るのは、岩手競馬の厩舎(きゅうしゃ)で働く40代の男性厩務員。
男性は2人の10代の子どもを持つ。基本給は月18万円。4年前と比べて2万5000円下がり、面倒を見る馬がレースで手にする賞金や出走による手当などを合わせても、手取りは月25万円に満たない。
一方で、仕事は厳しさを増すばかりだ。厩舎の従業員はこの4年で100人減り、半分となった。馬の数はほとんど変わらない分、仕事は増えた。
「馬が好きだし、いいレースをしたいという思いで必死で働いている。経営状況が好転するのを待つばかりだ」と遠くを見つめた。
暗いトンネルに入った岩手競馬の活路。関係者は「だからこそ、普段からレースの醍醐味(だいごみ)を伝える地道な努力が必要だ」と力説する。
14日夜には水沢競馬場のクラブハウスを開放し、パブリックビューイングを開催した。「ジャパンダートダービー」(東京・大井競馬場)に出走した岩手競馬所属のロックハンドスターを応援するため、平日にもかかわらず約80人のファンが集まり、声援を送った。残念ながら9位に終わったが、売り上げは好調だった。
会を発案した地元競馬専門誌「テシオ」の松尾康司編集長は「魅力あるレースには、必ずファンが集まる。経営状況に萎縮(いしゅく)することなく、いいレースをすることが重要だ」と手応えをつかんだ。
盛岡競馬場を含めた2場開催から1場開催への転換や、2008年に模索した運営の民間委託を封印した岩手競馬。限られた予算の中で、増収に向けた活路を見いだす暗中模索が続いている。
[岩手競馬の売り上げ]盛岡競馬場建設費など約330億円の累積債務を抱え、岩手県などから融資を受ける条件として、赤字を出さないための「単年度収支の均衡」を求められている。売り上げは1991年の689億円をピークに減少の一途で、本年度は200億円を割り込む見通し。存続のために2007年から4年間で計8回、17億円以上を削減したことになり、今季は2億4700万円を削る。(河北新報)
【写真】水沢競馬場で開かれたパブリックビューイング。有効な増収策が求められている。
出走手当減額 荒尾競馬が提示、馬主側は反発
荒尾競馬組合(管理者・前畑淳治荒尾市長)は、出走馬の馬主に払う「出走手当」を8月21日から1頭当たり1万5000円引き下げることを県馬主会(末藤惇会長、約180人)に提示した。赤字脱却のための最終的な経費削減策としているが、馬主側は「受け入れられない」と反発している。
競馬組合によると、前畑市長が17日、馬主会に示した。出走1回の手当について、3、4歳馬は現行6万円から4万5000円に、5歳以上馬は同5万円を3万5000円にする。これにより、今年度約5800万円の削減効果が見込まれるという。
荒尾競馬は1998年度以降、赤字続きで、累積赤字は2009年度で14億円に上った。昨年10月、荒尾競馬のあり方を考える検討会が単年度収支の黒字化を求め、「状況によっては11年度の結果を待たず存続断念を視野に入れるべき」と提言。だが、今年度も赤字が確実な見通しで、出走手当の減額に踏み切った。(読売新聞)
競馬組合によると、前畑市長が17日、馬主会に示した。出走1回の手当について、3、4歳馬は現行6万円から4万5000円に、5歳以上馬は同5万円を3万5000円にする。これにより、今年度約5800万円の削減効果が見込まれるという。
荒尾競馬は1998年度以降、赤字続きで、累積赤字は2009年度で14億円に上った。昨年10月、荒尾競馬のあり方を考える検討会が単年度収支の黒字化を求め、「状況によっては11年度の結果を待たず存続断念を視野に入れるべき」と提言。だが、今年度も赤字が確実な見通しで、出走手当の減額に踏み切った。(読売新聞)
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