昨年は1200メートル以下では3戦全勝。特に東京盃(大井)はJRAの強豪のタイセイレジェンド(JBCスプリント)やセイクリムズン(さきたま杯)を退けての勝利だけに価値が高かった。1400メートルでも交流GIIIかきつばた記念(名古屋)3着、同サマーチャンピオン(佐賀)2着と存在感を示した。
管理する柳江仁調教師は「大変光栄に思っています。東京盃は、一昨年に悔しい思いをしていたので、“今度こそ”の気持ちで挑みました。結果はもちろんですが、レース内容も表彰に値する素晴らしいものだったと思います。ラブミーチャンには感謝の気持ちしかありませんし、本当に頭が下がります」と喜びを語った。
09年に年度代表馬に輝いた2歳当時と比べ、脚質に幅が出て、控える競馬も板についた。始動戦は2月28日のオッズパークグランプリ(笠松、ダ1400メートル)を予定。進化を続ける快速女王から、今年も目が離せない。
◆小林祥晃オーナー(Dr.コパ)「神様に感謝、皆様に感謝、また光栄に思っています。JBCは残念でしたが、東京盃の結果と内容を評価していただけたことは、とてもうれしく思っています。ファンの皆さんをはじめ、今後もラブミーチャンの活躍にさらなるご声援をいただければ幸いです」(夕刊フジ)