船橋競馬場(船橋市若松1)の猫たちを被写体にした心温まる写真展が、東京都新宿区のコニカミノルタプラザで開かれている。日頃競走馬の世話をする厩務(きゅうむ)員で写真家の津乗健太さん(40)が、厩舎地区に住み着く“同居人”たちを撮影した。24日まで。
香川県出身の津乗さんは大阪市内の写真専門学校を卒業後、カメラマンになろうと上京したが、たどり着いた先は船橋競馬場。2002年から厩務員として働く傍ら、写真に取り組み始めた。
「競馬場には動物好きが多いせいか、猫たちも安心しきっていて、ここでしか撮れない表情がある」と津乗さん。10月には船橋市民ギャラリーで、競馬場職員たちとのグループ展も予定しているという。
津乗さんの個展は午前10時半~午後7時(最終日は午後3時まで)。入場無料。問い合わせは同プラザ、電話03(3225)5001。(ちばとぴ)