事業継続、収支均衡がカギ
福山市は、16日の市議会競馬事業特別委員会で、存廃が問題になっている市営競馬の2011年度上半期(4~9月)の収支が6537万円の黒字になったと報告した。下半期(10月~12年3月)を合わせた1年間でも、当初予算以上の売上高となる見通し。ただ、12年度も事業を継続するかどうかは、年明けにかけて本格化する12年度予算の編成作業で、収支均衡を見込めるかが焦点となる。(石原敦之)
市によると、4242万円の黒字だった第1四半期(4~6月)に続き、第2四半期(7~9月)も2295万円の黒字となった。4月以降に賞金など賞典奨励費を10年度当初に比べて約6%削減したことに加え、インターネットでの馬券販売が前年上半期に比べて約2倍に増えたことなどが要因という。
委員会で、佐藤彰三・財政局長は、「年度を通じて売上高も予算を上回る見通しで、明るいことだ」と述べたが、12年度の事業存続については、「今後の運営状況や予算編成作業を見極めて判断する」とした。
12年度の存続について市側が慎重な姿勢をとる背景には、第2四半期の売上高が前年同期より悪化していることがある。入場客数も、上半期は前年同期比16・4%減と減少が続いている。
さらに、競馬場では施設老朽化が進んでいるが、大型映像装置を更新するだけでも5億円以上が必要で、改修も難しい。馬主は、廃止される可能性がある中で新馬を購入するのをためらうため、開催が可能なだけの競走馬の頭数を維持することが課題となる。
福山競馬関係団体連合会の徳本慶一会長(54)は「上半期の黒字は、東日本大震災の影響でネット販売が好調だった結果で、ほっとしたというよりこれからが心配。市は早く継続の方針を示し、12年度に向けて頑張れる態勢を整えてほしい」と話していた。(読売新聞)
2011年11月17日木曜日
2011年11月10日木曜日
園田競馬ナイター問題 知事が地元と交渉継続の意向
県競馬組合が園田競馬場(尼崎市)で検討しているナイター開催をめぐり、一部地元の反対で導入時期を延期したことについて、井戸敏三知事は9日の会見で「開催を断念すれば競馬20+ 件存続の危機につながる。理解が得られる努力を続ける期間として延ばした」と、交渉を続ける意向を示した。
同組合は収支改善策として、来年4月からのナイター開催を予定していたが、競馬場の周辺12地区のうち、3地区が治安面の不安などで反対を表明。予定通りの開催は「事実上困難」として延期を発表した。
井戸知事はナイター開催について「組合の事業は存続できるかどうかという状況に追い込まれており、顧客を増やす狙いがある」と説明した。
その上で「競馬はすそ野が広く、事業の関係者も非常に多いため、『やめました』で済むような話ではない」と強調。今後の交渉は「反対の理由が合理的なのかということも含めて、十分に議論を尽くす必要がある」との考えを示した。(神戸新聞)
同組合は収支改善策として、来年4月からのナイター開催を予定していたが、競馬場の周辺12地区のうち、3地区が治安面の不安などで反対を表明。予定通りの開催は「事実上困難」として延期を発表した。
井戸知事はナイター開催について「組合の事業は存続できるかどうかという状況に追い込まれており、顧客を増やす狙いがある」と説明した。
その上で「競馬はすそ野が広く、事業の関係者も非常に多いため、『やめました』で済むような話ではない」と強調。今後の交渉は「反対の理由が合理的なのかということも含めて、十分に議論を尽くす必要がある」との考えを示した。(神戸新聞)
2011年11月8日火曜日
園田競馬:夜間営業計画「住民合意が不十分」 県組合、予算案の提出見送りへ
◇来年4月のスタート困難に
尼崎市の園田競馬場で計画中のナイター営業について、県競馬組合は7日記者会見し、「地域住民の合意が十分ではない」として、22日開催の県競馬組合議会へは、設備工事費などの予算案の提出を見送る方針を明らかにした。このため、当初予定していた来年4月の営業開始は困難となった。
同組合によると、先月開催した地元自治会の代表者でつくる「周辺改善委員会」では、全12地区のうち6地区が賛成、2地区が反対、4地区が保留していた。7日までに保留地区が態度を明らかにし、9地区が賛成、3地区が反対となった。
この結果を受けて記者会見した南向明博・組合副管理者は「かなりの地区で賛成してくれたが、ナイター営業の実施に踏み切れるには至ってない」と説明。ただ「(実施を判断する)明確な基準はない。反対地区と調整、話し合いを続ける」としている。
県競馬組合は尼崎、姫路の両市と県で構成。ナイター問題を巡っては、営業に反対する地元住民らが署名活動をしたり、稲村和美市長に要望書を提出するなどしている。(毎日新聞)
尼崎市の園田競馬場で計画中のナイター営業について、県競馬組合は7日記者会見し、「地域住民の合意が十分ではない」として、22日開催の県競馬組合議会へは、設備工事費などの予算案の提出を見送る方針を明らかにした。このため、当初予定していた来年4月の営業開始は困難となった。
同組合によると、先月開催した地元自治会の代表者でつくる「周辺改善委員会」では、全12地区のうち6地区が賛成、2地区が反対、4地区が保留していた。7日までに保留地区が態度を明らかにし、9地区が賛成、3地区が反対となった。
この結果を受けて記者会見した南向明博・組合副管理者は「かなりの地区で賛成してくれたが、ナイター営業の実施に踏み切れるには至ってない」と説明。ただ「(実施を判断する)明確な基準はない。反対地区と調整、話し合いを続ける」としている。
県競馬組合は尼崎、姫路の両市と県で構成。ナイター問題を巡っては、営業に反対する地元住民らが署名活動をしたり、稲村和美市長に要望書を提出するなどしている。(毎日新聞)
道営競馬、20年ぶり黒字も…ネット販売好調
道営ホッカイドウ競馬の売り上げが好調を維持している。北海道軽種馬振興公社によると、7日時点の売り上げは約105億7000万円。前年同期比0.8%の微増だが、大幅な収益が見込めるレース「北海道2歳優駿」(10日)が残っており、関係者は黒字化に向けてゴール前の“末脚”に期待している。
同公社によると、好調の理由はレース数の増加と、ネットでの馬券販売。出走馬が増え、レースは7日までに昨年同期より約60レース多い844レースが開催できた。道営競馬の主催者である道競馬事業室は「全出走頭数の約4割を占める2歳馬のレースで、賞金を増やしたことが影響しているのでは」と分析する。
ネット販売も前年同期比6.3%増の約54億9600万円と好調。09年から道が提携を結んだインターネット大手「楽天」の運営する馬券購入サイトを通じた販売が伸びているという。
累積赤字が約242億円まで拡大した道営競馬は、存廃の岐路に立たされた昨年度、約6500万円の赤字となったが、前年度の繰越金を補充して収支を均衡させた。
今年の開催は残り6日間で、最終日の17日には、人気馬が集まるレース「道営記念」もある。単年度収支で黒字となれば1991年度以来20年ぶりとなるが、ネット販売にかかる経費増などもあるため収支は年度末まで確定できず、同公社総務課は「2大レースでさらなる売り上げ増を達成し、黒字化にこぎつけたい」と意気込んでいる。(読売新聞)
同公社によると、好調の理由はレース数の増加と、ネットでの馬券販売。出走馬が増え、レースは7日までに昨年同期より約60レース多い844レースが開催できた。道営競馬の主催者である道競馬事業室は「全出走頭数の約4割を占める2歳馬のレースで、賞金を増やしたことが影響しているのでは」と分析する。
ネット販売も前年同期比6.3%増の約54億9600万円と好調。09年から道が提携を結んだインターネット大手「楽天」の運営する馬券購入サイトを通じた販売が伸びているという。
累積赤字が約242億円まで拡大した道営競馬は、存廃の岐路に立たされた昨年度、約6500万円の赤字となったが、前年度の繰越金を補充して収支を均衡させた。
今年の開催は残り6日間で、最終日の17日には、人気馬が集まるレース「道営記念」もある。単年度収支で黒字となれば1991年度以来20年ぶりとなるが、ネット販売にかかる経費増などもあるため収支は年度末まで確定できず、同公社総務課は「2大レースでさらなる売り上げ増を達成し、黒字化にこぎつけたい」と意気込んでいる。(読売新聞)
荒尾所属 騎手目指す小山さん 佐賀競馬でデビューへ

荒尾競馬で騎手を目指し、廃止決定後も研修を続けている小山紗知伽(さちか)さん(17)が佐賀競馬(佐賀県鳥栖市)でデビューすることになった。7日、来年1月の移籍が確定した。「途切れかけた夢がつながった」。荒尾市の廃止表明から2カ月、小山さんに笑顔が戻った。
「あの日がずっと昔に感じる」。あの日とは荒尾廃止が報じられた8月末のこと。競走馬の調教の途中、朝刊の内容を知らされ、またがっていた馬の背で泣き崩れた。
大の動物好き。2年前、進路を考える参考のために訪れた荒尾競馬で、紅一点の岩永千明騎手(29)にあこがれを抱いた。熊本市の中学卒業後、栃木県の養成所に入り、馬の世話と騎乗に明け暮れた。午前4時から夜まで、同期生の半数が脱落する厳しい訓練に耐え、今年8月、養成課程を締めくくる荒尾での実地研修にたどり着いた。
来春、デビューするはずだった夢の舞台は突然奪われた。「しばらく何も考えられなかった」という当時を、「あの日」と穏やかに振り返ることができるのは「馬に助けられた」からだという。
馬は毎日、小山さんの泣き腫らした目をのぞき込み、慰めるように顔をなめた。「私だけくよくよしていても何も始まらない」。前を向く気持ちが少しずつ生まれた。
佐賀へは研修先の幣旗(へいはた)吉昭厩舎(きゅうしゃ)の一員として移る。家族同然の幣旗調教師や厩務(きゅうむ)員たち。小山さんは「人見知りの私がすぐにうち解けることができた。荒尾の人たちがいれば大丈夫」と笑顔を浮かべる。荒尾からはほかに二つの厩舎が移籍する。
古里でデビューするという目標は断たれたが、馬が支えてくれた。「馬の気性に合わせた騎乗ができる“馬と話せるジョッキー”になる」。この2カ月で見つけた新たな目標だ。(西日本新聞)
【写真】佐賀競馬への移籍が決まり、笑顔で騎乗する小山紗知伽さん
2011年11月6日日曜日
県競馬組合 年間収支を上方修正
今年度計画見直し 発売収入12億円増の130億円
県競馬組合は、2011年度の年間収支計画の見直しを行った。第2期(5月14日~9月26日)までの収支実績を踏まえたもので、収入面では発売収入を12億1000万円増の130億6500万円に上方修正。一方、支出面では、販売費・管理費を3億3700万円増の42億8000万円とした。販売関連機材の更新など、12年度以降に予定していた計画を前倒しするもので、これにより組合側は後年度の運営費を削減するなど収支改善を図りたい考えだ。
同組合の運営協議会で了承された見直し計画によると、収入の大きな柱となる岩手競馬の発売収入は、変更前の118億5500万円から上積みした。第2期までの実績が計画額を上回るなど顕著に推移したことが要因。ただし、第3期以降の発売額については、今後の降雪などのリスクも勘案しており、これまで通り当初計画額をベースに1日当たりの発売額を前年度比80%とするなど堅く見積もった。
また、日本中央競馬会(JRA)から岩手競馬に拠出する特別支援金(南部杯発売額の5%)が確定したことに伴い、その他収入を18億700万円から19億1300万円と1億円ほど増やした。
対する支出の販売費および管理費では、競走関係費が出走頭数の減少により、当初計画の12億700万円から11億7700万円となった半面、事業運営費は27億3600万円から31億300万円と3億6700万円増額した。当初計画より収益の増加が見込まれることを受け、今年8月に策定した同組合の事業収支改善計画に基づく収支改善策を前倒しで実施しようとするもの。
具体的には勝ち馬投票券発売機の導入や老朽設備の更新を図るほか、支払期限を来年度まで延長する予定だった現行のトータリゼータシステムのリース料を支払うことにより、翌年度以降の事業運営費を削減する。
この結果、変更前の計画では当期利益を9400万円と見込んでいたが、一連の見直しにより1000万円減額し、8400万円の黒字と修正している。(岩手日日新聞)
県競馬組合は、2011年度の年間収支計画の見直しを行った。第2期(5月14日~9月26日)までの収支実績を踏まえたもので、収入面では発売収入を12億1000万円増の130億6500万円に上方修正。一方、支出面では、販売費・管理費を3億3700万円増の42億8000万円とした。販売関連機材の更新など、12年度以降に予定していた計画を前倒しするもので、これにより組合側は後年度の運営費を削減するなど収支改善を図りたい考えだ。
同組合の運営協議会で了承された見直し計画によると、収入の大きな柱となる岩手競馬の発売収入は、変更前の118億5500万円から上積みした。第2期までの実績が計画額を上回るなど顕著に推移したことが要因。ただし、第3期以降の発売額については、今後の降雪などのリスクも勘案しており、これまで通り当初計画額をベースに1日当たりの発売額を前年度比80%とするなど堅く見積もった。
また、日本中央競馬会(JRA)から岩手競馬に拠出する特別支援金(南部杯発売額の5%)が確定したことに伴い、その他収入を18億700万円から19億1300万円と1億円ほど増やした。
対する支出の販売費および管理費では、競走関係費が出走頭数の減少により、当初計画の12億700万円から11億7700万円となった半面、事業運営費は27億3600万円から31億300万円と3億6700万円増額した。当初計画より収益の増加が見込まれることを受け、今年8月に策定した同組合の事業収支改善計画に基づく収支改善策を前倒しで実施しようとするもの。
具体的には勝ち馬投票券発売機の導入や老朽設備の更新を図るほか、支払期限を来年度まで延長する予定だった現行のトータリゼータシステムのリース料を支払うことにより、翌年度以降の事業運営費を削減する。
この結果、変更前の計画では当期利益を9400万円と見込んでいたが、一連の見直しにより1000万円減額し、8400万円の黒字と修正している。(岩手日日新聞)
2011年11月5日土曜日
園田競馬:ナイター計画 尼崎住民らの会、中止求め市長に要望書と署名
県競馬組合が園田競馬場(尼崎市)のナイター営業を計画している問題で、地元住民でつくる「園田の未来を考える会」は4日、稲村和美市長に対し、計画の中止を求める要望書を3075人の署名を添えて提出した。
考える会は先月、計画に反対する地域住民の署名を集めた。森村さやか代表は反対する主な理由として、治安の悪化▽ナイター営業は節電を進める社会の流れに逆行▽経営効果が期待できない--などを挙げた。
同組合は尼崎、姫路の両市、県で構成。来年4月のナイター営業実現に向け、地元住民との話し合いを続けている。(毎日新聞)
考える会は先月、計画に反対する地域住民の署名を集めた。森村さやか代表は反対する主な理由として、治安の悪化▽ナイター営業は節電を進める社会の流れに逆行▽経営効果が期待できない--などを挙げた。
同組合は尼崎、姫路の両市、県で構成。来年4月のナイター営業実現に向け、地元住民との話し合いを続けている。(毎日新聞)
登録:
投稿 (Atom)
