道営ホッカイドウ競馬は今季、日高町の門別競馬場で4月28日に開幕する。道が17日に発表した。
巨額な累積赤字を抱える道営競馬は、今シーズンが「北海道競馬改革ビジョン」の目標年。収支均衡を図る正念場のシーズンとなる。
昨季までの札幌、門別2会場での開催から、今季は門別に集中させる。期間は4月28日~11月18日(15回、80日)。昨シーズンより1回4日増える。
発売目標額119億5000万円。昨シーズンより4億円増を見込んだ。
道外発売やインターネット発売の拡大とファンサービスの充実、地域観光資源と連携した馬産地ならではの競馬場づくりで集客と収入確保を目指す。一方で、札幌開催休止による経費節減、施設使用料や委託料の低減、業務の効率化で「さらなる経費の節減に努める」とした。(苫小牧民報社)