2010年7月15日木曜日

知事 「赤字継続なら道営競馬廃止」

■知事、方針踏襲を表明
 高橋はるみ知事は14日の記者会見で、存続の岐路に立つ道営ホッカイドウ競馬について、「(道競馬改革)ビジョンに違(たが)うことはあってはならない」と述べ、2010年度に収支均衡が達成できなければ廃止すると明記した方針を踏襲する考えを示した。
 高橋知事は会見で「競馬事業が赤字のまま継続すれば、馬産地以外の道民の税金も投入しなければならない」と述べ、存続ありきで議論する意思はないと明言。「今年度は収支を合わせるべく、最大限努力していく」とも語った。
 また、高橋知事は参院選の民主党大敗について、「街頭演説で(消費増税に関する踏み込んだ)発言がぽこぽこ出てきた。こんなにも重要な問題で首相がぶれている、と国民が思ったのではないか」と述べた。(朝日新聞)