国内最大の競走馬の競り市「セレクトセール2014」(日本競走馬協会主催)が14日、苫小牧市美沢のノーザンホースパークで始まった。1歳馬が上場した初日の落札総額は60億2800万円。過去最高だった前年から1億3270万円減ったが、2年連続で60億円の大台を超えた。
初日は社台ファーム(千歳)やノーザンファーム(胆振管内安平町)などから、前年より2頭少ない255頭が上場。特に中央競馬G17勝のディープインパクト産駒が人気を集め、ディープ産駒の「リッスンの2013」が、この日最高額の2億6千万円で落札されるなど8頭に1億円以上の値が付いた。8頭のうちディープ産駒は6頭を占めた。
落札率は84・3%。1頭当たりの平均価格は前年より約79万円高い2804万円だった。(北海道新聞)【写真】2億6千万円で落札されたディープインパクト産駒「リッスンの2013」