2014年7月4日金曜日

「オグリサイダー」スカッと 元馬主ら開発

笠松競馬盛り上げに一役
 笠松競馬(羽島郡笠松町)が生んだ名馬オグリキャップをたたえ、酒小売業を営む舘徹さん(海津市)とオグリキャップの馬主だった小栗孝一さん(岐阜市)が、馬名を冠したサイダーを開発した。同馬の命日の3日に発売した。2人は「オグリのように、世代を超えて愛されるものをつくりたい」と、昨年12月にオグリキャップ関連商品として吟醸酒を限定販売。サイダーはその第2弾となる。
 全国各地のサイダーを飲み比べ、味を研究。鈴鹿山系の伏流水やグラニュー糖を用い、甘さ控えめで微炭酸にし、飲みやすく仕上げた。ラベルのデザインは吟醸酒の時と同じで、引退の花道を飾ったレース有馬記念(1990年)で疾走する姿が描かれている。舘さんは「昭和の香りのする味で、オグリの勇姿を思い起こしながら飲んでほしい。笠松競馬の盛り上げに一役買えれば」と話していた。350ミリリットルの瓶入りで、価格は1本200円(税込み)。舘さんが社長を務める「酒の浪漫亭」で販売。問い合わせは同社、電話0584(53)1939。(岐阜新聞)