2008年8月19日火曜日
三浦には負けん!公営の大型新人が史上初快挙!
交流重賞「第13回クラスターC」が18日、水沢競馬場で行われ、8番人気の船橋プライドキムがレコード勝ち。5月5日が初騎乗の川島正太郎(17)は父・正行師(60)の管理馬で重賞初騎乗(南関含む)初勝利を達成した。新人のダートグレード初騎乗Vは史上初だ。 道中3番手、3角で仕掛ける。「手応えが良く、内田さん(逃げたタイセイアトム)に並んだ時も十分。気を緩めず、とにかくガムシャラに追いました」と川島。直線で外から迫る岩田フェラーリピサを1馬身半封じた。デビューから106日目。通算78戦18勝目での快挙に「凄くうれしい。三浦皇成(JRAの新人)が重賞を勝った(10日の函館2歳S)ので意識はしていました」。“公営の大物ルーキー”は、さわやかな笑顔を見せた。 ▼プライドキム 父アフリート 母ステファーナ(母の父リアルシャダイ)牡6歳 船橋・川島正行厩舎所属 馬主・深見富朗氏 生産者・北海道日高町ヤナガワ牧場 戦績24戦7勝 総獲得賞金1億6334万円。重賞は兵庫ジュニアGP、全日本2歳優駿=04年、船橋記念、報知GC=07年に続き5勝目。 ▼川島 正太郎 (かわしま・しょうたろう)1990年10月26日、千葉県出身の17歳。厩舎で育ち、幼いころから身近に馬がいるのが当たり前。自然とジョッキーにあこがれる。目標の騎手はデットーリ。趣味は音楽鑑賞。1メートル61、46キロ(スポニチ)