2008年8月23日土曜日

地方競馬トップ騎手レース、笠松競馬で初開催

 羽島郡笠松町の笠松競馬で9月26日、全国14の地方競馬のトップ騎手が競う「スーパージョッキーズトライアル(SJT)2008」が行われる。日本中央競馬会が12月に阪神競馬で開く国際騎手招待競走「ワールド・スーパー・ジョッキーズ」に出場する地方競馬代表の騎手1人を選ぶレースで、笠松での開催は初めて。
 県地方競馬組合が、魅力ある番組を編成しようと誘致した。笠松は1987(昭和62)年まで、北海道や南関東などブロック代表の騎手の招待競走は開いていたが、各場からの招待は初めて。SJTは第1ステージを笠松、第2ステージを10月に大井競馬(東京都)で開催。地方競馬全国協会が推薦する今年の勝利数トップの騎手計14人が、各ステージ2回ずつ騎乗、着順得点の合計を競う。
 「ワールド―」では97年、当時笠松に所属していた川原正一騎手(園田競馬に移籍)が優勝、県民栄誉賞を受けた。同組合は「笠松を全国にPRでき、地の利のある地元騎手の活躍も期待できる。本場で楽しんで」と話す。SJTは第9、10、11レースに行う予定。 (岐阜新聞)