2008年8月30日土曜日

笠松競馬の厩舎が冠水 排水路の水が流れ込む


 28日夜から29日未明の大雨で、笠松競馬の所属馬を飼う羽島郡笠松町の円城寺厩(きゅう)舎の一部では、排水路の水が流れ込み、馬房や住居の床下が浸水した。
 現場は約20棟が建ち並ぶ東側の一画。境川支川への薬師寺排水路があふれ出し、道路の水深は3、40センチに達し、8棟が床下浸水した。水は一部の馬房にも流れ込み、馬は肩身が狭そうに水を避けていた。
 厩務員の高田久司さん(41)は「水が引いたら、わらや土の交換をしてやらねば」と話していた。
 この日は競馬開催日だが、この地区の馬10頭は予定通り出走するという。

<写真>冠水した円城寺厩舎の一角=29日午前9時25分、羽島郡笠松町円城寺