2012年3月7日水曜日

トウケイニセイ死亡 岩手競馬が生んだ名馬

岩手競馬が生んだ名馬トウケイニセイが6日、余生を送っていた岩手県滝沢村の馬っこパーク・いわてで、腎不全のため亡くなった。25歳。

 現役時代は43戦39勝、2着3回。デビューから41戦連続連対の日本記録をつくった。95年、交流レースとなった南部杯ではライブリマウントの3着。総獲得賞金は3億1577万円。種牡馬となったが、目立った産駒には恵まれず、04年に引退。馬主の小野寺喜久男氏が、昨年3月の東日本大震災で被災。

 終生飼育が困難となったため、有志により終生飼育を目的とした「トウケイニセイ基金」が立ち上げられ、賛同した全国のファンから多くの寄付が届けられていた。後日、お別れの会が開かれる予定だ。(デイリースポーツ)