【帯広】ばんえい競馬(帯広市主催)は24日、2013年度の開催日程を終了した。馬券販売額は11・1%増の116億6264万円となり2年連続で増加、同市の単独開催となった07年度以降で2番目だった。
ナイター開催を32日間増やし、冬季に行う薄暮開催を30日間導入した結果、日本中央競馬会(JRA)や他の地方競馬と発走時刻がずれたことで、インターネット販売が大幅に増えた。新たに深川市に直営場外発売所を設置したことなども効果があった。
また、帯広競馬場の総入場者数も前年度比5・8%増の26万8693人で、07年度以降で最高だった。市ばんえい振興室は、十勝管内の農業高校を描いた映画「銀の匙(さじ) Silver Spoon」のロケが同競馬場で行われて新しいファンを開拓したことや、JRAの馬券販売を開始したことなどが要因とみている。(北海道新聞)