佐賀競馬の本年度売得金は131億9700万円で、前年度比25%以上の伸びとなり、2年ぶりに単年度黒字の見込みとなった。ネット販売が好調で、売得金が130億円を超えるのは2004年度以来9年ぶり。
佐賀競馬は12年度、約8100万円の赤字で、累積赤字は約2億9500万円に膨らんでいた。本年度の売得金の好調な伸びにより、決算では累積赤字の圧縮が見込まれる。
本年度総売得金は全日程終了時点で、予算比13・4%増、前年度の105億400万円と比べ26億9300万円増えた。全体の約43%をネット発売が占め、うち約37%が12年11月から始めたJRAインターネット投票(I-PAT)だった。
27日の県競馬組合(管理者・坂井浩毅副知事)議会では、本年度の状況を反映した総額140億9800万円(前年度当初比17・9%増)の新年度予算案を可決した。
新年度は現行の年間21回・101日開催を23回・111日間に増やすほか、I-PATの発売日数を年間97日間(前年度比15日間増)にするなどの増収策を予定している。(佐賀新聞)
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