荒尾市の荒尾競馬は14日から、雪やコース凍結でレースを休止している岩手競馬(岩手県)の競走馬45頭を借り受け、出走させる。女性騎手も参戦し、3月末まで荒尾競馬の魅力がアップして売り上げ増につながると関係者は期待している。
岩手競馬からは調教師1人と皆川麻由美騎手ら3騎手、厩(きゅう)務員11人も帯同する。
経営難が続く荒尾競馬は、所属馬が最盛期の半分の約370頭に減り、1レースの出走馬が6~7頭になるなど魅力を落としていた。このため、冬季に休止する北国の地方競馬と提携して出走増を図っている。今冬は北海道競馬の31頭も出走している。(毎日新聞)