2009年1月29日木曜日

"馬券場"に市民戸惑い


 自分たちの地域にもこんな構想が持ち上がるかもしれません。道は、道内各地にホッカイドウ競馬の場外馬券場の設置を進めています。新たに札幌白石区を候補地にあげていることがわかりました。ホッカイドウ競馬のミニ場外馬券場の候補地になっているのは札幌白石区中央1条5丁目のパチンコ店跡地です。幹線道路に面し、駐車場もある事が選ばれた理由です。ミニ場外馬券場は売り上げを伸ばす切り札として道が2001年から設置を進め現在、12か所あります。白石区には馬券販売機8台を設置する計画ですが住民は困惑しています。(田中記者)「候補地のすぐとなりには住宅があります」菊池秋義さんは馬券場ができる事で土地の値段が下がったり、交通事故が増えるのではと心配しています。(菊池さん)「道路も狭いし、散歩するにも、車が次から次へと入ってくるようになったら危険を感じます」一方、高橋知事は今後も馬券場設置に前向きです。(高橋知事)「場外馬券売場のさらなる増設は是非取り組んでいきたい課題です」存続の危機にあるホッカイドウ競馬はかつて、年間20億円を超える赤字に苦しんでいましたが今年度は5億5千万円以下に圧縮される見込みです。場外馬券場の設置を進めた効果が大きいと考えているのです。道はすでに地元に計画の内容を説明していて町内会側は近く協議を始めます。(札幌テレビ)