2009年7月15日水曜日
菜の花横目 ばん馬ゆく 帯広競馬場に6万本花畑
】帯広競馬場の調教用馬場に約6万本の菜の花畑が出来上がり、朝方の調教で、そりを引くばん馬が畑の周囲を行き交うのどかな風景が広がっている。
まちを黄色い花で飾ろうと活動する帯広の市民グループ「とかちイエローリボンプロジェクト」が5月中旬、約1ヘクタールの馬場の中央に種をまいた。同プロジェクトは、帯広市の単独開催になったばんえい競馬の活性化にも取り組んでおり、菜の花で競馬場の新しい景観をつくろうと考えた。
鮮やかな黄色い畑は本コース越しにスタンドからも観賞でき、見ごろは8月中旬まで。秋には花から油を採取し、1口2千円で畑づくりに協力してくれた全国の「一坪オーナー」に送る。 (北海道新聞)
<写真>菜の花畑の周囲で調教を受けるばん馬=14日、帯広競馬場(富田茂樹撮影)