2011年2月25日金曜日

プロ野球呼べる球場も 大貞総合運動公園


 中津市は24日、中津競馬場跡地を大貞総合運動公園として整備するための基本設計をまとめ、発表した。中津競馬場厩舎(きゅうしゃ)団地跡約10・7ヘクタールに、野球場、グラウンドゴルフ場、多目的広場などを整備する。

 事業年度は2010年度から14年度まで。総事業費は29億3千万円。内訳は用地取得費13億5千万円、野球場8億7千万円、周辺整備6億3千万円、調査設計8千万円。
 財源は国からの補助金11億2千万円、合併特例債17億円、一般財源1億1千万円。ただし、合併特例債は7割が国から補填(ほてん)されるため、市の実質的な負担は一般財源と合わせて、6億2千万円となる。
 設計の目玉となる野球場は、両翼100メートル、中堅122メートル、収容人数5千人で、プロ野球の試合も開催可能。方位や広さ、老朽化の問題を抱える近隣の永添球場の代わりになる施設として期待され、13、14年度にかけて建設する予定。(大分合同新聞)
【写真】中津競馬場の厩舎団地跡に、硬式野球場、多目的広場などを整備する計画