県競馬組合議会の定例会が31日に開かれ、岩手競馬の2009年度の経常損益が黒字見込みであることが報告された。
県競馬組合の報告によると、09年度の馬券発売収入は207億2300万円で、広域受託協力金なども合わせた収入合計は224億5900万円だった。内訳は自場発売が134億7400万円、広域委託発売が48億200万円、インターネット発売が24億4700万円。
発売収入額は前年度を6・1%下回った。収入合計から人件費や管理費などを差し引いた、経常損益は1900万円の黒字となった。入場者数は約35万7千人(前年度比6・1%減)だった。
また、10年度の5月24日までの馬券発売は36億2千万円と、計画額を7・9%下回ったことも報告された。自場発売の売り上げが落ち込みが目立っているという。(朝日新聞)