2011年9月10日土曜日

荒尾市:競馬対策課を設置 離職者の就労支援など担当

 荒尾市は8日、前畑淳治市長が12月限りで競馬事業を廃止する方針を市議会で表明したことを受け、専任職員1人態勢だった競馬対策室に替わり、専任4人を置く競馬対策課を設置した。廃止で職を失う関係者への就労支援などを担う。
 他に▽関係者への協力見舞金の算定▽競馬場跡地の活用策の検討▽事業清算手続きなどに伴う国など関係団体との連絡、調整--を業務に想定。別の課との兼務職員3人を加えた7人で対応する。
 また、近く荒尾競馬組合内に再就職などの相談窓口を設置予定。競馬対策課とは別に、市職員の派遣を検討している。(毎日新聞)