ネット利用ファンに情報発信 馬血統やレースの雑学など
福山市競馬事務局は、市営競馬のホームページで、競馬をさらに楽しむための“裏話”などを紹介する公式ブログ「福山けいば編集部」を始めた。馬券販売でインターネット利用者の比重が高まっており、積極的な情報発信でファンを取り込むのが狙いだ。
市営競馬では、2011年度上半期(4~9月)のネットでの馬券販売は約10億円で、前年同期の約5億円から倍増した。右肩上がりが続き、売り上げ全体の約4分の1を占めるまでになった。
ブログは11日に開設、事務局職員が週1回程度、更新する。競走馬や騎手、重賞レースの結果などを、馬の血統関係、舞台の裏側、市営競馬にまつわるトリビア(雑学)を盛り込んで紹介。ただのお知らせではなく、読んで面白いものを目指すという。
公式ブログの開設に合わせ、黒川知弘、周藤直樹の両騎手が続けているブログもホームページにリンクを張り、接続しやすくした。
広安啓治・競馬事務局総務課長は「競馬の一番の売りは馬と騎手。しっかりと前面に出して魅力をPRしていきたい」と話している。(読売新聞)