2011年4月7日木曜日

避難所でJRAポニー試乗会


 東日本大震災で避難所生活を送る子どもたちに元気を出してもらおうと、JRA新潟競馬場は6日、避難所となっている新潟市北区の豊栄総合体育館の多目的グラウンドで、ポニーの試乗会を開いた=写真。参加した約20人の子どもたちからは「かわいい」「揺れるのがおもしろい」と笑顔があふれた。

 子どもを喜ばせたのは、大型ポニー「スターライト」とミニチュアポニー「モック」。避難所で約2週間暮らしている福島県南相馬市の西崎澪さん(10)は「初めてポニーに乗ったので、変な感じ。今度は大きな馬に乗りたい」。最初は泣いていた同市の横山帆香ちゃん(3)も次第にポニーに慣れ、母の友里さん(37)は「子どももストレスが軽減されるのでありがたい」と話していた。(朝日新聞)