2011年4月28日木曜日

馬主協会 初の会長選挙へ

 日本馬主協会連合会の次期会長が61年の設立以来、初めて選挙によって決められることが27日、分かった。候補者はメイショウの松本好雄氏、アドマイヤの近藤利一氏、ショウナンの国本哲秀氏。選挙方式や日程の決定は、総務委員会が一任されている。

 連合会会長は2年任期で、本来なら4月から新体制がスタートするはずだった。だが次期会長を決める場だった3月24日の連合会理事会が紛糾。その後の会議でも平行線をたどっていた。

 東日本大震災で中央競馬の売り上げは激減し、賞金の削減や新たな義援金の拠出法など、JRAと連合会が決めなければならない事項が山積み。3月に任期を終えた松本氏が暫定的に指揮を執っているが、各委員会の委員長が辞任するなど、混迷を極めている。(デイリースポーツ)