2009年12月9日水曜日
年明けにも福山競馬検討委
福山市は8日の市議会総務委員会で、福山競馬の存廃を考える「福山市営競馬検討委員会」を年明けにも設置する方針を明らかにした。委員会は市条例に基づいて設ける市長の諮問機関とし、検討委がまとめる答申を受けて、羽田皓市長が存廃を判断する。
市財政局によると、委員は15人以内。経営状態を分析したり、契約関係の整理や金銭問題も想定されるため、法律や経理に明るい弁護士、会計士らも加える方針。初会合は1月以降の見通しで、開会中の市議会定例会に検討委の設置条例案を追加提出する。
答申時期は現時点で未定という。村上博幸財政局長は「短期間で整理できる事案ではないので、年度内の答申は無理かと考えている」と述べるにとどめた。(中国新聞)
【写真説明】福山競馬の存廃を考える検討委員会を年明けに設置する方針が示された市議会総務委