今年国内最後のレースがある31日の高知競馬(高知市長浜宮田)で、第4、第6の2レースを高知市出身のプロ野球・阪神の藤川球児投手が個人協賛することになった。第4レースを「頑張れ高知競馬特別」、第6レースを高知ファイティングドッグス(FD)の独立リーグ日本一を祝い「おめでとうFD特別」と名付けて、盛り上げる。第5レース(午後3時10分発走)には、最多出走記録を更新中のダイナブロス号が300戦目に臨む予定で、〈熱い大みそか〉になりそうだ。
同競馬では、個人なら1万円で好きなレース名が付けられる「個人協賛レース」を実施中。藤川投手は2005年から毎年、協賛している。今回は2レースを協賛するほか、背番号「22」にちなんで、直筆のサイン色紙を入場者の先着220人の中から、抽選で22人にプレゼントする。藤川投手は県競馬組合を通して「今年のペナントは優勝を逃したが、来年こそはV奪還する。頑張れ高知競馬」とコメントしている。
また、第5レース後にダイナブロス号の記念セレモニーが行われ、第9レースで同競馬のグランプリレース「県知事賞」がある。(読売新聞)