2009年12月18日金曜日
日高町・門別競馬に白馬が来年デビューへ、活躍期待
競走馬としては極めて珍しい白馬(サラブレット)が来年のホッカイドウ競馬にデビューすることになり、このほど日高町の門別競馬場で純白の姿が披露された。関係者らは新しいアイドルホース誕生への期待を膨らませている。
白馬は埼玉県のヤナギスポーツ所有の「フラッシュリリーの2008」。日高町の山本通則さんが生産した白毛の1歳牝馬。これまで国内で競走馬として登録された白毛は22頭しかおらず、父馬の「ハクホウクン」は中央と地方両競馬を通じて日本で初めて白毛競走馬で勝利を挙げた。
先月24日から同競馬場の米川伸也厩舎(きゅうしゃ)に入厩。現在は来年3月中旬からのデビュー前の能力検査に向けて調教が進められている。米川調教師(57)は「度胸もある。どんどん馬体も良くなってきている。調教中の事故が無く、無事に来年デビューしてほしい」と期待を込めて話している。(室蘭民報)
【写真=来年のホッカイドウ競馬で活躍が期待される白毛の競走馬】