神奈川県川崎競馬組合は、川崎競馬の2009年度開催成績を公表し、年間(64日開催)の実質売り上げは483億9494万3700円で、同じ開催日数だった08年度に比べ1・7%減少。1日平均は7億5617万900円だった。
年間の本場入場者数は同1・3%減の44万2516人で、1日平均では6914人。同組合企画振興課は「1人当たりの馬券購入額も下がっており、厳しい経済情勢による影響が大きい」と分析する。
10年度は63日間の開催予定。11月に行われるロジータ記念が南関東最高格付けのSⅠに昇格し、桜花賞、東京プリンセス賞とともに南関東3歳牝馬クラシック三冠路線に位置づけられる。
同課は「恒例の正月開催をはじめ、市内の商店街との相互誘客事業を充実させるなど、ファンサービスの向上に努めていきたい」と話している。(カナコロ)