2010年4月21日水曜日
収支見通しを説明 福山競馬
福山市は20日夜、市営競馬検討委員会の部会(山下清部会長、5人)を開き、福山競馬の向こう5年間の収支見通しを説明した。施設整備の基金がこの間に底をつき、老朽化したスタンドや大型ビジョンなどの改修・更新は「資金がついていかず、とてもできない」との見方を示した。
会議は非公開。市によると、2009年度決算見通しを基に試算した、10~14年度の収支見通しを提示。減収がこのまま続けば08年度末に7億1869万円あった施設整備等基金がなくなり、耐震基準を満たしていないスタンドや大型ビジョン(1997年3月設置)などの更新は難しいとの見方を伝えたという。(中国新聞)
【写真説明】福山競馬の収支見通しを基に意見を交わす部会メンバー