2010年4月8日木曜日
地方競馬教養センターで入所式 那須塩原
接骨木の地方競馬教養センターで6日、第90期騎手課程・第5期厩舎関係者養成課程の入所式が行われた。
騎手課程は北海道、東京、熊本など全国各地の15~18歳の12人が入所。女性も2人おり、共同生活による2年間の訓練課程に臨む。厩務課程は19~26歳の6人。今期から訓練期間が従来の5カ月から10カ月に延長された。
式は保護者や関係者など約60人が出席。岩崎幸治所長が「協力する姿勢と健康管理、緊張感ある行動を心掛け、立派なプロ騎手、ホースマンを目指してほしい」とあいさつ。地方競馬全国協会の仲田和雄理事長、栗川仁市長らが祝辞を述べた。
また新入所生は第89期生による査閲騎乗を見学。騎手課程に入った山本聡紀さん(18)=岩手県葛巻町出身=は「兄が騎手で、かっこいいと思い自分も目指した。訓練課程では技術と礼儀をしっかり学びたい」と話していた。(下野新聞)