今年6月末時点の労働組合の組合員数は、前年比1万4791人減の1006万4823人だったことが16日、厚生労働省の調査で分かった。
昨年は13年ぶりに組合員数が増加したが、今年は再び減少に転じた。雇用者数に占める組合員の割合を示す組織率は18・1%で、昨年と同じだった。
連合などが組織化に力を入れているパート労働者の組合員数は約61万6000人で、同2万8000人増。産業別の増減では、「卸売業・小売業」が前年比約3万1000人増で最も増加幅が大きく、逆に最も減少したのは官公庁職員などの「公務」で同約4万4000人減だった。(読売新聞)