2008年12月23日火曜日

笠松競馬:「存続を前提に予算編成着手」--知事ら 

 古田肇知事と笠松町の広江正明町長、岐南町の松原秀安町長が22日、笠松競馬についての会議を開き、閉会後の会見で県地方競馬組合管理者の広江町長が「存続を前提に、来年度の予算編成に着手する」と述べた。
 同競馬の入場・利用者数は11月から落ち込み始め、現段階で赤字は600万円にのぼる。収益率の高い競馬場本場の発売落ち込みが響いているという。ただ、昨年同期の赤字1020万円よりは改善した。
 県は、同競馬が赤字になった場合は廃止する方針を表明している。古田知事はこの日、「赤字で即廃止ではない。税金で補てんはしないとの方針だ」と説明した。広江町長は「年末、年始の売り上げが見込めるので、(収支は)とんとんになる」と語った。(毎日新聞)