2010年12月16日木曜日
笠松競馬のてい鉄でリースやしめ縄 ご利益あり?
【岐阜】笠松競馬(笠松町)で働く調教師の家族らで作る「愛馬会」(後藤美千代代表)が、てい鉄を使ったクリスマス用リースや正月のしめ縄を作り、レース開催日に競馬場内の売店で販売している。
てい鉄はいずれも実際にレースに使われたもので、一つ一つすり減り方などが違う。これらを使って、愛馬会の会員が手作業でオリジナルグッズに仕立てた。グッズの収益は、レースの協賛金として賞金の一部に充てられる。
馬車が走っていた時代には、馬が落としたてい鉄を拾って玄関に飾る風習があったらしい。欧米でも魔よけや幸運を呼ぶお守りとされたといい、後藤代表は「ぜひ一度手にとって見てほしい。レース前に買うと『御利益』があるかも」と話している。(毎日新聞)
【写真】てい鉄を飾り付けたオリジナルグッズ