2010年1月30日土曜日

笠松競馬の振興策提言 運営推進協が発足

 笠松競馬場(羽島郡笠松町)の経営改善や振興策などを関係者らが話し合う「笠松競馬運営推進協議会」が29日発足し、同町常盤町の笠松中央公民館で初会合が開かれた。

 競馬場を管理する県地方競馬組合の呼び掛けで発足。馬主や調教師、地権者などの競馬場関係者のほか、自治会や商工会の代表、弁護士、マスコミなど27人で構成され、同組合に提言していく。

 同組合管理者の広江正明笠松町長があいさつした後、構成団体を代表して古田肇県知事が「いろいろな立場から意見を頂き、存続・発展の道を探っていきたい」と述べた。

 委員からは「県の積極的な周辺整備が必要」「協賛レースやイベントを増やすべき」「女性や若者を集めるアイデアを」などの意見が出され、2月22日に開く2回目の協議会で具体的な課題を検討することになった。(岐阜新聞)