2011年1月7日金曜日
各馬ゴール前の直線、そこへ整備車が…笠松競馬
岐阜県笠松町の笠松競馬で7日、競走馬が出走中に走路整備車2台が誤ってコースに進入し、レースが不成立になったことが分かった。
同競馬を運営する県地方競馬組合によると、不成立となったのは第3レースの若竹特別(ダート1800メートル)。競走馬5頭がゴール前の直線にさしかかった際、2台の走路整備車が相次いでコースに入った。競走馬は整備車を避けたため馬や騎手にけがはなく、観客にも混乱はなかった。
通常、コース整備は各レース終了後に行うが、委託業者が800メートルレースと勘違いして、整備車をコースに入れてしまったという。同組合は「単純なミスで、あってはならないこと。再発防止に努めたい」としている。(読売新聞)