荒尾競馬の廃止に伴う協力見舞金について、荒尾市の前畑淳治市長(荒尾競馬組合管理者)は4日の記者会見で、今月中に開かれる臨時市議会と競馬組合議会に補正予算案を提案する意向を明らかにした。
協力見舞金の額は、まだ妥結していない獣医師を除き約3億9200万円。議決されれば、市が競馬組合に支出し組合が支給する。
4日現在、競馬場の直接の従事者102人のうち50人の進路が決まっていない。進路決定・内定者52人の内訳は、他の競馬場や牧場などへの移籍が40人、退職2人、市が行う緊急雇用・職業訓練が9人、その他1人。騎手は13人中11人、調教師は14人中8人が決まった。市は年度末までには全員が決まるよう全力を挙げる、としている。(読売新聞)