2012年1月30日月曜日

荒尾競馬場跡地の活用方法検討委員会の初会合

先月廃止となった荒尾競馬。広大な跡地の活用方法を検討する委員会がつくられ、きょう1回目の会合が開かれました。
 先月23日、83年の歴史に幕を下ろした荒尾競馬。公有地と民有地が入り混じる広大な土地は26ヘクタールに及び、現在51世帯、119人が住んでいる(1月19日現在)厩舎団地は今年いっぱい、場外馬券場は来年3月まで使われる予定です。
 競馬場跡地活用を考える委員会は学識者や市民団体などの9人で構成、熊本学園大学の荒井勝彦教授が会長に選ばれ、きょう初めての会合が開かれました。会合では荒尾市の担当者が競馬場跡地の概要や現状、またすでに廃止された他県の競馬場が公園として利用されているなどの参考事例を説明しました。
 委員からは「海に近い環境を生かした活用法」「一つの近代遺産として継承ができないか」などの意見が出されました。そしてこの後、メンバーは現地を視察しました。
 検討委員会は今後8回開かれる予定で、今年7月には中間報告をとりまとめ、12月に荒尾市長に提言書を提出したいとしています。(テレビ熊本)