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荒尾競馬組合は15日、事業廃止に伴う協力見舞金交渉で妥結した調教師(14人)、厩務(きゅうむ)員(61人)と確認書を交わした。支給は調教師が所属する県調騎会に対して計約1億900万円、厩務員会について計1億3千万円。個別の金額は「混乱の恐れがある」(市幹部)として公表していない。来年3月の定例市議会に補正予算案を提案する予定で、可決されれば同月末までに支給する。
見舞金は、過去3年のそれぞれの平均年収や勤務期間などを加味した「生活再建支援金」と、再就職支援金(1人当たり18万円)を合算した額。厩務員会については解散にかかる経費50万円も含まれる。退去に伴う交通費は別途支払う。
残る交渉中の対象者は馬主(約120人)、騎手(13人)、獣医師(3人)、食堂経営者(10人)。(西日本新聞)