2011年12月15日木曜日

プロスポーツ大賞地方競馬部門 山中騎手に功労賞


62歳 最年長記録を評価 金沢競馬で初
 国内プロスポーツ界の成績優秀者に与えられる「第44回日本プロスポーツ大賞」の地方競馬部門功労賞に、金沢競馬の山中利夫騎手(62)が選出された。地方競馬全国協会が13日発表した。金沢競馬で功労賞受賞は初めて。
 山中騎手は1967(昭和42)年に大阪の春木競馬場(現在は廃止)でデビューし、その後和歌山県の紀三井寺競馬場(同)などを経て、1980年から金沢競馬場で騎乗している。今なお現役で、これまで2811勝(13日現在)を挙げている。今回は今年六月に国内の最年長騎乗記録を更新したことが評価された。
 受賞を知った山中騎手は「長いこと頑張ってきたご褒美だと思う。また一日一日頑張りたい」と話した。表彰式は20日に東京都内のホテルで行われる。(中日新聞)