東京競馬場でG1フェブラリーSが行われる19日、川崎競馬場ではポニーレースなどのイベントが行われる。12月3日からJRAの場外発売を行っている同競馬場。昼休みを利用して地方競馬をPRしようという初の試みだ。
石川県金沢を本拠に各地でポニーを使ったイベントを行っている「金沢ちびうま団」が全面協力。6頭立てポニーレースには南関期間限定騎乗中の吉原寛人、米倉知(ともに金沢)が参戦。川崎の佐藤博紀騎手は、ポニー騎乗経験豊富な小学1年の長男・翔馬君と“初対決”する。誘導馬には今野忠成騎手会長、ほかにも川崎ジョッキーズがさまざまな役割で登場してイベントを盛り上げる。午前11時ごろからは300人に「勝ポニー投票券」を無料配布し、レース後に持参者へのプレゼントも。
川崎は今年のJBC競走開催地。くしくも先週には翌13年の金沢開催が発表された。「JBCもあるし、金沢をしっかりアピールして、今年から何とか勢いをつけていきたいと思っているんです」と吉原。レース後は川崎所属騎手とともにファンとの交流にも参加予定。19日の「ウインズ川崎」では従来の場外とは違った雰囲気が楽しめるはずだ。(スポニチ)