2012年2月11日土曜日

ホッカイドウ競馬今季目標額119億円

北海道知事の諮問機関である北海道地方競馬運営委員会の平成23年度第2回会合が9日、札幌市内のホテルで開催された。

 「ホッカイドウ競馬」は昨年度、発売総額約115億7000万円で、計画比102.7%、前年比102.5%と健闘。この日は、北海道側から24年度の日程と発売目標が提示された。日程は4月25日から11月15日の80日間で、前年同様門別競馬場で全日程をナイターで開催したい方針。発売目標は前年度実績3.5%増の119億8000万円との考えが示された。

 昨年大きな伸びを見せたインターネット販売「楽天競馬」には今年、前年度実績(15億1000万円)プラス3億6000万円の18億7000万円の売り上げを見込んでいることも明らかにされた。今年10月からはJRA投票システムを活用した発売も初導入予定。

 さらに約6億円をかけ今年3月に門別競馬場に完成する屋内坂路を活用した強い馬作りによる番組の充実や、新たなファン層の拡大を目指し札幌近郊の市民や大学の競馬サークルを対象にした「ホッカイドウ競馬塾」も初開催する予定だ。

 参加した委員側からは、本道プロスポーツチームの日本ハムやコンサドーレ札幌とのコラボイベントによる、ファン拡大なども提案された。(報知新聞)