2009年2月3日火曜日

福山競馬、10―12月赤字


福山市は2日、福山競馬の本年度第3四半期(10―12月)決算が約3900万円の赤字になったことを市議会競馬事業特別委で明らかにした。年度累計でも赤字に転落。事業存続の条件である通年の黒字確保は一層厳しい状況になった。
 市によると、第3四半期の収入は、馬券発売が約17億2100万円、入場料約900万円など計19億6175万5000円。支出は払戻金約12億7500万円、章典奨励費約2億6500万円など計20億71万1000円で、3895万6000円の赤字になった。累計でも1405万円の赤字となった。
 急激な景気悪化で、1日当たりの馬券発売収入が8591万円と前年平均(1億173万円)を大幅に下回るまで悪化した。入場者数も1日当たり2132人と前年の2415人から大きく減少した。(中国新聞)
【写真】第3四半期の決算が赤字になることが報告された市議会競馬事業特別委