鳥栖市の佐賀競馬場で11日に開かれた佐賀競馬第10競走「第36回佐賀記念」で、同競馬の1レースの馬券発売金としては過去最高額となる3億3268万6600円を記録した。これまで最高だった2002年2月の佐賀記念を約3200万円上回り、7年ぶりの記録更新となる。
同競走は中央競馬(JRA)と地方競馬の交流戦で、JRA5頭、地方7頭の計12頭が出走。1‐4着までをJRA勢が占め、岩田康誠騎手騎乗のスマートファルコンが優勝、武豊騎手のクリーンは3着だった。
同競馬を運営する県競馬組合は「武騎手をはじめ、JRA所属の超豪華メンバーがそろったのが大きな要因」と話している。同日の総発売金は約5億6300万円で、1日の発売金の記録更新はならなかった。(西日本新聞)