鹿児島県いちき串木野市の照島海岸で「第53回串木野浜競馬大会」が4月18日に開催される。
昭和33年、当時まだ馬が輸送機関の主力をなしていたころ、地元の荷馬車組合が花見の余興に始めたという同市でも有数のビッグイベント。日本三大砂丘の一つ吹上浜砂丘の照島海岸に、毎年100頭近くの馬が集まり、サラブレッド・農耕馬・ポニーなど部門別にレースを展開。ユーモラスな走りや華麗な走りが春の浜辺を沸き立たせる。今年は中央競馬場でGⅢレースを走っていた引退馬も参戦する。
ほかにも、ポニーの試乗会や串木野名産のさつまあげや焼酎のほか、さまざまな地元の特産品が並ぶ地元物産展、串木野菓子組合が浜競馬大会のために開発した「ばふーん饅頭」の販売などが行われる。
問い合わせは、いちき串木野市商工観光課(電話0996-32-3111)へ。(内外総合通信社)