2010年3月19日金曜日

道営競馬 20頭合格 日高で能力検


 今年の道営ホッカイドウ競馬でデビューを予定している若馬の能力検査が18日、日高管内日高町の門別競馬場で始まった。

 全国の公営競馬場では最も早い検査。道営の新たなスターを目指し、初日は2歳馬21頭が参加した。レース方式で行われ、800メートルを58秒以内で走れるか、ゲートをきちんと出られるかなどをチェック。直前で出走を取り消した1頭を除く20頭が合格した。検査は今後も随時行われる。

 今年は4月28日から11月18日まで80日間の開催予定で、札幌競馬場開催は休止、全日程が門別競馬場でのナイターレースとなる。新年度に収支均衡を達成できなければ廃止される。同競馬を運営する北海道軽種馬振興公社は「昨年札幌開催だったゴールデンウイーク中の集客がカギ」と話している。(北海道新聞)
【写真】デビューを目指し、ゲートを勢いよく飛び出す若馬たち